子育て本(一般)
読んだ本とその感想を記載してみたいと思います。
- 親になったの私だけ!?(2020年)
- ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望(2015年)
- 消えたママ友(2020年)
- 離婚してもいいですか?(2014年)
- 妻が口をきいてくれません(2020年) →こどもの精神安定のためにも、夫婦仲は大事です。夫婦仲に関するいろいろな本を読んでいます。
- 天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?(2021年)
- 子どもはなぜ嘘をつくのか(2009年) ← 2022年時点、子供の嘘に関する本は、これ以外、見つけられませんでした。しかもKindleがありません。
- 新・エリート教育 混沌を生き抜くためにつかみたい力とは? (日本経済新聞出版)
- 【決定版】頭のいい子をつくる夫婦の戦略(2014年)→箇条書きのような感じで、内容はほぼ忘れてしまいましたが、「親が夢を持って生きよう!」という言葉が印象的でした。
- 改訂版 叱らない子育て(2022年)→アドラー心理学関連。こどもと大人は対等な関係とのことで、こどもには、「〇〇をやってくれませんか?」と問いかけるそうです。2022年8月に本屋さんに10冊以上置かれていました。
- 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか 子育て経営学(2018年)→40代以下のビジネスリーダー男性の子育てが10例ほど記載されています。経営者の1日のスケジュールも興味深かったです。
- モンテッソーリ流 声かけ変換ワークブック(2022年)→子供も親も幸せになる子供への問いかけの方法について、シーンに応じて具体的に記載があります。私も実践して、少しよくなった気がします。繰り返し読みたい本です。
- 子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」(2022年)→モンテッソーリ教育をベースに、0歳から5歳まで、具体的なお仕事(こどもがやりたがったときにやってもらうようです)の進め方・アドバイスが載っています。
- いじめと探偵(2013年)
- 科学が教える、子育て成功への道(2017年)
- うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識(2022年) → 子育てに関するエビデンスが豊富で、参考になります。日本語訳を読んでいて、なんか本の構成に違和感があったので、英語の勉強がてらに原著「How to Raise Kids Who Aren’t Assholes: Science-Based Strategies for Better Parenting–from Tots to Teens」(2021年)を読んだら、思いっきり省略された部分が複数あり、びっくりしました。
- 科学的に正しい子育て~東大医学部卒ママ医師が伝える~(2020年)
非認知能力
- まんがでわかる「学力」の経済学(2018年)→ りさおは、この本に出会ってから、EBE(科学的根拠に基づく教育)と「非認知能力」に目覚めました!マンガなので、難しい教育に関する論文も、分かりやすく説明されています。漫画のストーリーもばっちり!巻末に引用文献がしっかり掲載されていて、それだけでも素晴らしいです(2022年現在、日本語の本は、「科学的」とうたっている本でも、ほとんど巻末に引用文献の記載がありません。)。その引用文献を実際に読んでみると、本書での要約が「?」というところもいくつかありますが、「教育にエビデンスを」というキャッチフレーズを日本に広めた役割は非常に大きいと思います。
- 「学力」の経済学(2015年)→ 上のマンガの原作です。こちらが30万部の大ヒット作となったからこそ、漫画化され、りさおも読む機会ができました。りさおにとってはバイブルです。気になる引用文献は、実際に自分で英語で読んでみる必要はありそうです。
- ここが変だよ「学力の経済学」(2018年)→全8テーマについての反論です。 前半は著者の個人的意見のみで、エビデンスに対してエビデンスで対抗するのではなく、がっかりしましたが、後半は、引用文献を読み、割とまともなことを言っているように思えました。
- 非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180(2022年)
- マンガでやさしくわかるモンテッソーリ教育(2018年)
- 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方(2020年)→「見えない学力」=「非認知能力」の育て方をシンプルに実践した経験を記載されています。「困った子は困っている子」、たったひとつの約束(破ってしまったらやり直しすればOK)「自分がされていやなことは人にしない、言わない」この言葉は繰り返し、親である自分に言い聞かせておきたいところだと思いました。お勧めです。
- 最新の脳研究でわかった!自律する子の育て方(2021年)→「まずはその状態を受け入れる」この言葉を聞いて、自分の普段の生活において、かなり気持ちが楽になりました。本書では、「心理的安全性」と「メタ認知」が重要だと説いていますが、現状を悲観するのではなく、「受け入れる」ことが、メタ認知で最も重要なことだそうです。
- 戦略子育て―楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方(2018年)→ 個人的に大好きなマンガ 経営戦略全史 確立篇(2016年)の著者の教育本なので読んでみました。いろいろ参考になりますが、「子どもにお小遣いを与えて制約内で自分で考えて行動してもらう」「大学生は一人暮らし」は参考にしたいと思います。
- 子どもの自己効力感を育む本(2020年) →
勉強法
自分のためにも、勉強法に関する本を読んだりしています。
- ULTRA LEARNING 超・自習法――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド(2020年)
- 小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド(2021年) →エビデンスに基づき、また解決策もはっきりとわかりやすく解説されています。この本も面白いですが、作者の方のYouTubeチャンネルもお勧めです。
- ゼロ秒思考(2013年)→考えるためのやり方、「それは、頭に浮かぶことを、次々とA4の紙に1件1ページで1分以内に書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで整理する」この具体的方法について記載されているようです。
- マンガ おはなし物理学史 物理学400年の流れを概観する →物理学を概観できます。普通に面白いので最後まで読めます。将来、こどもに教えるときにも、雑談の役に立つかも!?
算数・数学
まずは漫画で雰囲気をつかむ!?大学数学のマンガがあるなんて、ビックリ!
- マンガ おはなし数学史 : これなら読める!これならわかる! →数学を概観できます。普通に面白いので最後まで読めます。将来、こどもに教えるときにも、雑談の役に立つかも!?
- 数学ゴールデン(2020年~)→数学スポコン漫画。楽しみながら、数学オリンピックに挑む高校生の雰囲気を感じることができます。
- 数字であそぼ。(2018年~)→大学数学、そして、京大理学部数学科の雰囲気を、爆笑しながら味わえます。雰囲気が、動物のお医者さん(1989年-1994年)(こちらは北大農学部獣医学科)に似ています。
- つまずきやすいところが絶対つまずかない! 小学校6年間の計算の教え方 小学校6年間の算数の教え方(2017年)
- つまずきやすいところが絶対つまずかない! 小学校6年間の図形の教え方 小学校6年間の算数の教え方(2019年)
- 学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書(2020年) ←少し難しいがこれがお勧め。定義・定理の違いを明確にしている。 最初から、このような教え方でよいと思います。
- 増補改訂版 小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる(2020年)
- 本当はすごい小学算数(2015年)
- 大学数学ほんとうに必要なのは「集合」 → りさおが中学生のときに「チャート式」を見て、「集合って面白くない」って思っていました。それから何十年たってこの本を読んでも、あまり面白いとは感じられませんでした。でも、他の数学の範囲をしっかりやるためにも、「集合」は避けて通れないのですね。「集合」が数学に必要なら、子どもに数学を聞かれたときにちゃんと答えられるように、そして自分が数学を楽しめるように、楽しんでやってみたいと思います(なんてきれいごと、、、)。
国語
- 国語がニガテな子のための読解力が身につく7つのコツ 物語文編 (中学受験 まんがで学ぶ!)(2021年)→将来、子供から聞かれたときに国語を教えられるように読んでみましたが、40歳前後の私が普通に問題文の答えを間違えてしまいます。これはまずい!必死に国語の勉強をしなければと焦りました。 解説はわかりやすく、納得できます。
- マンガで学ぶ〈国語力〉-大学入試に役立つ〈読む・書く・考える〉力を鍛えよう‐(2021年)→マンガなので読みやすく、また、内容もよいと思います。
中学受験
- 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2018年~) → 「中学受験」入門書。中学受験する人もしない人も、この漫画だけは読んで損はしない一冊(少なくとも18巻ありますが)です。私はこの漫画を読んで、「公立中高一貫校」なるものを知りました。2017年連載開始なので、広尾学園が出てこないのが少しだけ残念ですが、それ以外はリアリティ満載です。さらに詳しく知りたい人は、巻末の参考文献を順番に読んでいくのがお勧めです。
- コスパで考える学歴攻略法(2022年) → 中学受験産業に関わっていない立場からの意見。公立中高一貫校についての記載はありません。「りさお」の感想は、『「コスパで考える学歴攻略法」は、わが子が「東大合格」して、日本でサラリーマンとして効率よく高収入を得るためのバイブル(2023年時点)』をご覧頂けましたら幸いです。
- 令和の中学受験 保護者のための参考書(2021年) → 親世代の中学受験(1990年~2000年前後)とは、かなり様相が変わっています。 中学受験をする・しないに関わらず、できれば子供が小学5年生になるまでに読んでおきたいです。
- 令和の中学受験2 志望校選びの参考書(2022年) → 2022年現在、こんなに素晴らしい中高一貫校がたくさんあるのだと教えてくれます。中学受験塾経営者かつ講師である著者が、実際にいろいろな私立・公立中高一貫校を取材した結果が記載されています。この本でよさそうだなと思った学校を、子どもと一緒に見学して、中学受験するかどうか、受験する場合は志望校をどこにするのか参考にするのがお勧めです。
- 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022年) → 2021年2月に中学受験を経験した3人の小学生と、その親の、生々しい記録 です。子どもが中学受験するなら、 こども、親、家族が不幸にならないためにも、 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2018年~) とともに、必ず読んでおくべき一冊だと思います。
- 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(2018年) → 主に中学受験の話がメインですが、「公立中高一貫校」「数学が苦手な子が医師になりたい場合はハンガリーの大学がお勧め」「インターナショナルスクール」「2020年大学入試改革」など、内容は多岐にわたります。この本で概観した後、個別のテーマは、また別の本を読むことで、理解が深まると思います。
- 中学受験は親が9割 最新版(2018年) → 衝撃的な題名で、思わず買ってしまいました。著者は中学受験塾の講師、かつ、家庭教師で、そのためか、「中学受験には、週3回の塾+家庭教師が良い!」と家庭教師推しで、その部分だけ「りさお」は同意しかねましたが、それ以外の「こどもが中学受験する場合の親の心構え」みたいなものは、役に立ちました。
- 高学歴親という病(2023年) → まるで山中伸弥氏(ノーベル賞受賞者)の本のような帯ですが、実際は神戸大学時代の同級生の小児科医(かつ、教育学部教授、かつ子育て支援事業代表)の本です。医師が書いているのにエビデンス(科学的根拠)がほとんど記載されておらず、巻末に参考文献も1個も記載されていません。著者の経験をもとに、「私はこう思う」という意見が羅列されており、個人的に、読んでいて少し苦痛なところもありましたが、「高学歴親の子育て三大リスクは、干渉・矛盾・出来合い」「『育てられたように』育てようとする高学歴親」「5歳児にサイン・コサインを学ばせる高学歴親」など、個人的にとても勉強になる章もありました。
- 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか(2018年) → 東京都立小石川中等教育学校を始めとする都立中高一貫校受験専門塾enaの授業風景(殺伐としていなくて、生徒に考えさせる授業で、「非認知能力」が育ちそう)や、2020年の大学受験改革、都立中高一貫校生インタビューなど、2000年代には存在しなかった「公立中高一貫校という選択肢」に関する本です。公立なので高校までの授業料が激安な上に、例えば、東京都立小石川中等教育学校 など、STEAM教育や、海外留学など、「りさお」的には、「ぜひ子供に通ってほしい」学校だなと思っています(子供本人の希望次第ですが)。しかし、偏差値も非常に高いし、受検(受験ではないらしい)問題対策が、通常の受験対策とちょっと異なるので、本気で公立中高一貫校を目指すなら、小学6年生から ena に通塾する一択かなと思いました。公立中高一貫校の受検問題は、2020年以降の大学入試共通テスト(旧センター試験)に似ており、今後、大学受験でもこのような問題が増えていくことが予想されます。また、どうせ2月3日に一校しか受験できないので、「受検に落ちたら公立中学校に行けばいいや」と、親が気楽な気持ちで中学受験を経験できるのもgoodだと思いました(受検する本人は、少なからずプレッシャーはあると思いますが)。
- ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体(2016年) → 題名通り、2020年現在、開成中学合格者数の半分を占める中学受験用の塾「SAPIX」と、東大理三合格者数の半分を占める大学受験用の塾「鉄緑会」の説明です。著者が実際に2つの塾、そして元塾生を取材して、丁寧に解説しています。ちなみに、「りさお」はSAPIX→私立中高一貫校→鉄緑会→東大理三という経歴ですが、だいたい経験した内容と同じで、2つの塾がどんなところか把握するにはベストな一冊だと思います。鉄緑会への取材はあるのに、SAPIXへの取材がなかったのが、意外でした。もう、創立当初の講師の先生(りさおも習いました!授業が超楽しかったです。)が引退されたのが理由でしょうか。
PTA
- PTA、やらなきゃダメですか?(2016年)→PTA、入会しないという方法があるなんて初めて知りました。この本と以下の本を読んで、PTA(or PTO)に希望が持てました。
- 政治学者、PTA会長になる(2022年)
- さよなら、理不尽PTA!(2021年)
その他
- 情報パンデミック あなたを惑わすものの正体(2022年) → 新型コロナウイルスに関する情報を例に、新しい情報をどのように得て、自分なりに解釈して行動にうつすか、その参考になります。コロナ禍において、「絶対にマスクをしようとしない人」、逆に、「他人にマスクを強要する人」の心理が、少しわかるようになった気がしました。Google検索すればすぐに分かる内容なのに、「コロナは存在しない」と主張している方の具体名をわざと伏せている点は、気になりました。
- マンガでやさしくわかるNLP(2012年) → イエスセット、ラポール
- マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーシ(2013年)
- マンガでやさしくわかる成功するNLP就活術(2013年)
- ぼくは愛を証明しようと思う。(2016年) → 物理学博士号取得者、外資系投資銀行経験者の女性声掛けマニュアル「恋愛工学」の漫画版です。「非モテコミット」「フレンドシップ戦略」という言葉は衝撃を受けました。初対面の人も含め、他人とコミュニケーションをするときにどのようなことに注意すればよいか、非常に参考になります。
- LOVE理論 (2013年) → 恋愛指南本です。 ぼくは愛を証明しようと思う。(2016年) と正反対のことをお勧めしていたりもします。こちらも他人とコミュニケーションをするときにどんな方法があるか、参考になります。