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子育て本(一般)

2023年2月6日

読んだ本とその感想を記載してみたいと思います。

非認知能力

  • まんがでわかる「学力」の経済学(2018年)→ りさおは、この本に出会ってから、EBE(科学的根拠に基づく教育)と「非認知能力」に目覚めました!マンガなので、難しい教育に関する論文も、分かりやすく説明されています。漫画のストーリーもばっちり!巻末に引用文献がしっかり掲載されていて、それだけでも素晴らしいです(2022年現在、日本語の本は、「科学的」とうたっている本でも、ほとんど巻末に引用文献の記載がありません。)。その引用文献を実際に読んでみると、本書での要約が「?」というところもいくつかありますが、「教育にエビデンスを」というキャッチフレーズを日本に広めた役割は非常に大きいと思います。
  • 「学力」の経済学(2015年)→ 上のマンガの原作です。こちらが30万部の大ヒット作となったからこそ、漫画化され、りさおも読む機会ができました。りさおにとってはバイブルです。気になる引用文献は、実際に自分で英語で読んでみる必要はありそうです。
  • ここが変だよ「学力の経済学」(2018年)→全8テーマについての反論です。 前半は著者の個人的意見のみで、エビデンスに対してエビデンスで対抗するのではなく、がっかりしましたが、後半は、引用文献を読み、割とまともなことを言っているように思えました。
  • 非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180(2022年)
  • マンガでやさしくわかるモンテッソーリ教育(2018年)
  • 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方(2020年)→「見えない学力」=「非認知能力」の育て方をシンプルに実践した経験を記載されています。「困った子は困っている子」、たったひとつの約束(破ってしまったらやり直しすればOK)「自分がされていやなことは人にしない、言わない」この言葉は繰り返し、親である自分に言い聞かせておきたいところだと思いました。お勧めです。
  • 最新の脳研究でわかった!自律する子の育て方(2021年)→「まずはその状態を受け入れる」この言葉を聞いて、自分の普段の生活において、かなり気持ちが楽になりました。本書では、「心理的安全性」と「メタ認知」が重要だと説いていますが、現状を悲観するのではなく、「受け入れる」ことが、メタ認知で最も重要なことだそうです。
  • 戦略子育て―楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方(2018年)→ 個人的に大好きなマンガ 経営戦略全史 確立篇(2016年)の著者の教育本なので読んでみました。いろいろ参考になりますが、「子どもにお小遣いを与えて制約内で自分で考えて行動してもらう」「大学生は一人暮らし」は参考にしたいと思います。
  • 子どもの自己効力感を育む本(2020年) → 

勉強法

自分のためにも、勉強法に関する本を読んだりしています。

算数・数学

まずは漫画で雰囲気をつかむ!?大学数学のマンガがあるなんて、ビックリ!

国語

中学受験

  • 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2018年~) →  「中学受験」入門書。中学受験する人もしない人も、この漫画だけは読んで損はしない一冊(少なくとも18巻ありますが)です。私はこの漫画を読んで、「公立中高一貫校」なるものを知りました。2017年連載開始なので、広尾学園が出てこないのが少しだけ残念ですが、それ以外はリアリティ満載です。さらに詳しく知りたい人は、巻末の参考文献を順番に読んでいくのがお勧めです。
  • コスパで考える学歴攻略法(2022年)  → 中学受験産業に関わっていない立場からの意見。公立中高一貫校についての記載はありません。「りさお」の感想は、『「コスパで考える学歴攻略法」は、わが子が「東大合格」して、日本でサラリーマンとして効率よく高収入を得るためのバイブル(2023年時点)』をご覧頂けましたら幸いです。
  • 令和の中学受験 保護者のための参考書(2021年) → 親世代の中学受験(1990年~2000年前後)とは、かなり様相が変わっています。 中学受験をする・しないに関わらず、できれば子供が小学5年生になるまでに読んでおきたいです。
  • 令和の中学受験2 志望校選びの参考書(2022年) → 2022年現在、こんなに素晴らしい中高一貫校がたくさんあるのだと教えてくれます。中学受験塾経営者かつ講師である著者が、実際にいろいろな私立・公立中高一貫校を取材した結果が記載されています。この本でよさそうだなと思った学校を、子どもと一緒に見学して、中学受験するかどうか、受験する場合は志望校をどこにするのか参考にするのがお勧めです。
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022年) → 2021年2月に中学受験を経験した3人の小学生と、その親の、生々しい記録 です。子どもが中学受験するなら、 こども、親、家族が不幸にならないためにも、 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2018年~) とともに、必ず読んでおくべき一冊だと思います。 
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(2018年) → 主に中学受験の話がメインですが、「公立中高一貫校」「数学が苦手な子が医師になりたい場合はハンガリーの大学がお勧め」「インターナショナルスクール」「2020年大学入試改革」など、内容は多岐にわたります。この本で概観した後、個別のテーマは、また別の本を読むことで、理解が深まると思います。
  • 中学受験は親が9割 最新版(2018年) → 衝撃的な題名で、思わず買ってしまいました。著者は中学受験塾の講師、かつ、家庭教師で、そのためか、「中学受験には、週3回の塾+家庭教師が良い!」と家庭教師推しで、その部分だけ「りさお」は同意しかねましたが、それ以外の「こどもが中学受験する場合の親の心構え」みたいなものは、役に立ちました。
  • 高学歴親という病(2023年) → まるで山中伸弥氏(ノーベル賞受賞者)の本のような帯ですが、実際は神戸大学時代の同級生の小児科医(かつ、教育学部教授、かつ子育て支援事業代表)の本です。医師が書いているのにエビデンス(科学的根拠)がほとんど記載されておらず、巻末に参考文献も1個も記載されていません。著者の経験をもとに、「私はこう思う」という意見が羅列されており、個人的に、読んでいて少し苦痛なところもありましたが、「高学歴親の子育て三大リスクは、干渉・矛盾・出来合い」「『育てられたように』育てようとする高学歴親」「5歳児にサイン・コサインを学ばせる高学歴親」など、個人的にとても勉強になる章もありました。
  • 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか(2018年) → 東京都立小石川中等教育学校を始めとする都立中高一貫校受験専門塾enaの授業風景(殺伐としていなくて、生徒に考えさせる授業で、「非認知能力」が育ちそう)や、2020年の大学受験改革、都立中高一貫校生インタビューなど、2000年代には存在しなかった「公立中高一貫校という選択肢」に関する本です。公立なので高校までの授業料が激安な上に、例えば、東京都立小石川中等教育学校 など、STEAM教育や、海外留学など、「りさお」的には、「ぜひ子供に通ってほしい」学校だなと思っています(子供本人の希望次第ですが)。しかし、偏差値も非常に高いし、受検(受験ではないらしい)問題対策が、通常の受験対策とちょっと異なるので、本気で公立中高一貫校を目指すなら、小学6年生から ena に通塾する一択かなと思いました。公立中高一貫校の受検問題は、2020年以降の大学入試共通テスト(旧センター試験)に似ており、今後、大学受験でもこのような問題が増えていくことが予想されます。また、どうせ2月3日に一校しか受験できないので、「受検に落ちたら公立中学校に行けばいいや」と、親が気楽な気持ちで中学受験を経験できるのもgoodだと思いました(受検する本人は、少なからずプレッシャーはあると思いますが)。
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体(2016年) → 題名通り、2020年現在、開成中学合格者数の半分を占める中学受験用の塾「SAPIX」と、東大理三合格者数の半分を占める大学受験用の塾「鉄緑会」の説明です。著者が実際に2つの塾、そして元塾生を取材して、丁寧に解説しています。ちなみに、「りさお」はSAPIX→私立中高一貫校→鉄緑会→東大理三という経歴ですが、だいたい経験した内容と同じで、2つの塾がどんなところか把握するにはベストな一冊だと思います。鉄緑会への取材はあるのに、SAPIXへの取材がなかったのが、意外でした。もう、創立当初の講師の先生(りさおも習いました!授業が超楽しかったです。)が引退されたのが理由でしょうか。

PTA

その他

Posted by risan


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