『算数ができる子の親がしていること』にならい、我が家も今日から楽しく「さんすう体験」!
こんな算数・数学教育の育児書が欲しかったんです!超絶お勧めです。
結論は、
- 1歳頃からの絵本で「さんすう」の読み聞かせをする
- 子どもが自分の年齢を答えられるようになったら、「かず」「かたち」に触れる『さんすう体験』を始める
- 外遊びもイメージ力向上のために超大事!
です。
Contents
算数を勉強すると非認知能力が鍛えられる!?
非認知能力とは、知能検査では測定できない
- やり抜く力(GRIT)
- 粘り強さ
- 好奇心
- 誠実さ
- 自制心
- 楽観主義
- ストレスにも対処できるだけの弾力性(レジリエンス)
などの、『生きるための力』と言われており、非認知能力を伸ばすと収入が上がるという報告もあります。(参考: 小学生でも分かるヘックマン教授の研究【グラフ8個で解説】2021/2/16 )
非認知能力については、以下の本がお勧めです。
本書によりますと、算数を学ぶことにより、
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- 処理能力
が向上するとのことでした。
認知能力である数学力を鍛えても、『想像する力』や『やり抜く力』など、一部の非認知能力は上がるんですね。気づきませんでした、、、
さんすうも、英語と同様に楽しく遊ぶことから始める
著者の大迫ちあき氏は、
幼児向けの英語教室を見学したら、英語で歌って踊ってゲームして、とっても楽しそうでした。
算数だって、小さいときから、算数を勉強しているという意識もないまま、楽しく、遊びの中で算数を身につけていくことができたらどうでしょう?
という気持ちから、幼児向け「さんすう教育」を始めたそうです。りさおもその意見にすごく共感しました。そうですよね!りさおは、つい最近までは、
こどもが生まれたらなるべく早く公文を始めて、幼稚園の間に微分積分をやってもらう!
と意気込んでいましたが、最近は、いろいろな育児書を読んだ結果、こども本人がやりたがったらやってもらおうと思いますが、無理やり公文に行かせるのはやめようと思いました。それよりも、本書にしたがい、こどもと楽しく、以下のことを『りーたん』と『りりー』に実践したいと思います。
1歳頃から「かず、かたち」が登場する絵本を読み聞かせる
本書のお勧めの絵本のリンクを貼らせて頂きます。『国語力』と『算数力』を同時に向上することが出来て一石二鳥です♪
さんすう関連の本以外にも、英語や日本語の絵本を、繰り返し、読み聞かせをしたいところです。喉がすぐ枯れてしまうのが難点ですが、「この本を読んでほしい」とこどもが本棚から持ってきた絵本を読んであげると、こどもが喜んでくれるのは、幸せなひとときではあります。(キリッ)(実際は部屋がオモチャやカードが散乱してハチャメチャで、ゆっくりしている間もあまりありませんが、、、)
算数につながる絵本には
- 知育絵本
- 物語絵本
の2種類があるとのことです。
知育絵本系のお勧め絵本
『かずのえほん 1・2・3』 (五味太郎作 絵本館)(1992年)
『1、2、3どうぶつえんへ─かずのほん』 (エリック・カール作 偕成社)(1998年)
『ふしぎなたね(美しい数学)』 (安野光雅作 童話屋)(2017年)
本書にはこれらの本の数行の解説と魅力が記載されていました。これら以外にもいろいろ掲載されていましたので、ぜひ本書『算数ができる子の親がしていること』をお勧めします。
物語絵本系のお勧め絵本
『おおきなかぶ』 (A・トルストイ 福音館書店)(1998年)
『三びきのやぎのがらがらどん』 (マーシャ・ブラウン 福音館書店)(1965年)
『てぶくろ』 (エウゲーニー・M・ラチョフ 福音館書店)(1965年)
小学生になったら、『ドラえもんの学習シリーズ‐ドラえもんの算数おもしろ攻略』(小学館)もお勧めだそうです。
1歳頃のオモチャ
これは本書とはあまり関係なく、『りさお』と『りさこ』が一歳前後に買ってあげたオモチャです。「型はめオモチャ」のみ、本書でも勧められていました。
型はめオモチャ(ボーネルンド):1歳には結構難しいですが、いろいろ楽しめます。
ベビラボ アンパンマン ~脳を育む~ 数えてつみつみバス:私が買ったころは、同じ形の丸いボールが10個あって、ボールをバスに乗せた数だけ1,2,3...としゃべってくれていました。
いたずら1歳やりたい放題 ビッグ版:『りーたん』も『りりー』も楽しんでくれました
おもちゃ選びに関しては、ボーネルンド キドキドで遊んで、子どもが気に入ったものをその場で買って帰るのもお勧めです。
自分の年齢を言えるようになったら、「かず」「かたち」の遊びを始める
小さいときからイメージと体感で算数的な感覚を養うために、
「見ましょう、触りましょう、聞きましょう」
を実践しましょうとのことです。プリントは急がず、
- 「みかんを3つくださいな」
- 「耳は2つ」
- 「おめめは2つ」
- 「お口は1つ」
など、身近な会話に数字を意識して入れていき、実際に触ってみたりしてもらいます。また、将来、文章問題も解ける国語力、イメージする力をつけるためにも、
公園など、外でおもいっきり遊ぶ
ことも非常に重要であるとのことでした。
3つの「数(かず)」の関連を体で覚えることが、幼児さんすうの最初の基本
ここだけは私には難しく、数サイトググってやっと少し理解できた気がしました。「数」という概念は小学1年生で学習するらしいのですが、
・数量:具体的なものの量(りんごが3個、犬が5匹など)
・数詞:数を表す言葉(いち・に・さん、ひとつ・ふたつ・みっつ、など)
・数字:1・2・3といった表記
の3つの関連を『見て、聞いて、触って』からだで覚えることが、幼児さんすうの最初の基本ということでした。なんか最初から超難しそうですが、やることは簡単です。本書の第3章『暮らしの中で身につけるさんすう』には、
(1)トランプ
(2)サイコロですごろく遊び
(3)カレンダー
で子供と一緒に遊べばよいですよと記載してありました。これなら簡単かも!?
参考
http://suikukai.com/category/1782348.html
かず(数)の教え方
https://www.programming-edu.com/2017/05/23/number/
数,数字,数詞の違いと数が分かること更新日:2020年6月18日
https://president.jp/articles/-/30156?page=1
なぜ、一流は「数」と「数字」に差にこだわるのかものごとの成り立ちに謙虚に学ぶ
2019/10/14
→恥ずかしながら、この文章を読んで初めて、「数」の概念を理解しました(理解したつもり、、、)。
https://yotsuba-juku.com/blog/1597
算数のつまずきを考える② 「数字・数詞で大混乱!!」の理由
https://note.com/koyukimaple/n/ne3b4d1dd423a
敏感期
http://ehon.kodansha.co.jp/blog/montessori/10.html
第10回 文字や数は何歳から教えるべきでしょうか?
https://www.unicef.or.jp/library/sowc/2001/pdf/haku1.pdf
p11 脳の発達:重要な時期
「かたち」を学べる三種の神器
幼児期には「かず」と「かたち」の両方を学ぶ(=遊ぶ)必要があります。「かたち」を学ぶための道具としては以下の3つがお勧めとのことです。
(1)折り紙
(2)積み木:立方体の単純なものがお勧め
(3)さいころづくり:11種類の展開図から、サイコロを自作する
我が家では『りーたん』に、以下のおもちゃを買ったら、楽しく遊んでくれていました。
ボーネルンド マグ・フォーマー:2歳でも楽しく遊んでいました。車輪パーツがあると車を作ることができるので、こどもが喜びます。
学研 (Gakken) ニューブロック のりものセット 23種105パーツ:うちでは、3歳~4歳頃の『りーたん』の大のお気に入りでした。
これだけは教えたい3つのポイント
以下の3つだそうです。
- 一対一対応:ナイフとフォーク、おはじきなど?
- 10の補数(と、5の補数):「今、カードが2枚あるけど、あと何枚で10枚になるかしら?」(→そろばんでも、10の補数と5の補数をよく使います)
- 10進法:ゼロの概念
その他にも、声かけ方法など、非常にためになりそうな具体的なアドバイスがもりだくさんでした。算数の育児書を一冊買うなら、これで決まりだと思います。『りさお』はKindleで購入しましたが、バイブルとして、半年に1回くらいは読み返したいと思います。
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