スポンサードリンク

キャリアデザイン

2023年10月21日

 

「りさお」の子育ての目的は、2023年現時点では

現在・将来、こどもも私・家族も自立して、自分が幸せと感じる人生を送ること

としています。そのためには、

「こども」が将来、どのようなキャリアを歩んでいくか

が重要であると考えます。もちろん、それを決めるのは、こども自身ですが、親として、できる限りの選択肢を示したり、選択肢を探す方法を伝えなければならないと考えます。

キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版(2016年)では、キャリアの定義を

キャリアとは、職務履歴であり、仕事に対する自己イメージのことである。

としています。キャリアデザインは幼児から始めても早すぎることはないそうです。 サラリーマンに関していえば、日本では、2022年現在、日立製作所、KDDI、富士通、Panasonicなどの有名企業が「メンバーシップ型雇用」から「ジョブ型雇用」への移行しようとしているというニュースをよく聞きますし、時代とともにメジャーなキャリアデザインは変遷するとも思われます。

個人的に、起業家は、その方の親が自営業のことが多い印象であり、親のキャリアは少なからず、子供のキャリアに影響があるとは思います。

しかし、親のキャリアが何であろうと、子どもが自分のキャリアを自分でデザインすることのお手伝いはできると信じています。

このページでは、キャリアデザインについての本の感想について記載したページをまとめてみたいと思います。

キャリアデザインに関する本

金融教育

2022年、成人年齢が20歳から18歳へ引き下げられると同時に、高校で金融教育が必修化されました。お金の教育は必須だと思いますが、具体的に何をどのように学んだらよいか、さっぱりわかりません。経営学、税金、株・投資信託、あたりでしょうか?とりあえず、親として、お金に関する本を読んで、重要そうなことを伝えたり、こどもにも良さそうな本をお勧めするくらいでしょうか?小中高校生のときに塾に行きまくった「りさお」は、「お金について教えてくれる塾ってあるのかな?」って思ったりもしてしまいます。

不動産

りさおは研修医時代に、自分の携帯電話にワンルームマンション投資勧誘の電話が何回かかかってきたことがありました。会社員の場合、一生で一番大きな買い物はマイホーム(不動産)ではないでしょうか?不動産についての知識を持っていることが大事だと思い、以下のような本を読んでみました。

世界と日本

中学受験

中学受験するかどうかは分かりませんが、小学受験や中学受験について調べてはおきたいと思い、本を読んでいます。「りさお」は小学生のときにTAP→SAPIXに通い、中学受験をしました(→りさおの中学受験体験記「偏差値29からの開成合格」と「非認知能力」)が、そのときの経験も参考にしたいとは思っていますが、何しろ、30年前の話なので、おそらく、状況はかなり変わっていると思われます。

  • 二月の勝者 ―絶対合格の教室―(2018年-連載中) →  「中学受験」入門書。中学受験する人もしない人も、この漫画だけは読んで損はしない一冊(少なくとも18巻ありますが)です。私はこの漫画を読んで、「公立中高一貫校」なるものを知りました。2017年連載開始なので、広尾学園が出てこないのが少しだけ残念ですが、それ以外はリアリティ満載です。さらに詳しく知りたい人は、巻末の参考文献を順番に読んでいくのがお勧めです。
  • 中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ(2019年) →上記マンガの短縮版です。1冊で済ませたいならこちら。お母さんたちの後日談が面白いです。
  • コスパで考える学歴攻略法(2022年) → 中学受験産業に関わっていない立場からの意見。公立中高一貫校についての記載はありません。「りさお」の感想は、『「コスパで考える学歴攻略法」は、わが子が「東大合格」して、日本でサラリーマンとして効率よく高収入を得るためのバイブル(2023年時点)』をご覧頂けましたら幸いです。中学受験するのか、それとも、高校受験をするのか判断する際の参考になります。子供が小学生以下の場合は、ぜひ、読んでおきたい一冊です。
  • 令和の中学受験 保護者のための参考書(2021年) → 親世代の中学受験(1990年~2000年前後)とは、かなり様相が変わっています。 中学受験をする・しないに関わらず、できれば子供が小学5年生になるまでに読んでおきたいです。
  • 令和の中学受験2 志望校選びの参考書(2022年) → 2022年現在、こんなに素晴らしい中高一貫校がたくさんあるのだと教えてくれます。中学受験塾経営者かつ講師である著者が、実際にいろいろな私立・公立中高一貫校を自分の足で取材して、話を聞いて記事にされています。この本でよさそうだなと思った学校を、子どもと一緒に見学して、中学受験するかどうか、受験する場合は志望校をどこにするのか参考にするのがお勧めです。これを読むと、たしかに、中学受験して、特徴ある中高一貫校に子供を行かせたくなってしまいます。
  • 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか(2018年) →enaという塾が、いつの間にか公立中高一貫校受験対策の塾になっていたんですね。知りませんでした。巻末の公立中高一貫校の生徒の座談会も面白いです。
  • ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち(2019年) →「教育虐待」とは、「教育熱心過ぎる親や教師などが過度な期待を子どもに負わせ、思うとおりの結果が出ないと厳しく叱責してしまうこと」(Wikipedia)だそうです。
  • 受験で子どもを伸ばす親、つぶす親 知らないうちに「教育虐待」をしていませんか?(2020年)
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022年) → 2021年2月に中学受験を経験した3人の小学生と、その親の、生々しい記録 です。子どもが中学受験するなら、 こども、親、家族が不幸にならないためにも、 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2018年~) とともに、必ず読んでおくべき一冊だと思います。 
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(2018年) → 主に中学受験の話がメインですが、「公立中高一貫校」「数学が苦手な子が医師になりたい場合はハンガリーの大学がお勧め」「インターナショナルスクール」「2020年大学入試改革」など、内容は多岐にわたります。この本で概観した後、個別のテーマは、また別の本を読むことで、理解が深まると思います。
  • 中学受験は親が9割 最新版(2018年) → 衝撃的な題名で、思わず買ってしまいました。著者は中学受験塾の講師、かつ、家庭教師で、そのためか、「中学受験には、週3回の塾+家庭教師が良い!」と家庭教師推しで、その部分だけ「りさお」は同意しかねましたが、それ以外の「こどもが中学受験する場合の親の心構え」みたいなものは、役に立ちました。
  • 高学歴親という病(2023年) → まるで山中伸弥氏(ノーベル賞受賞者)の本のような帯ですが、実際は神戸大学時代の同級生の小児科医(かつ、教育学部教授、かつ子育て支援事業代表)の本です。医師が書いているのにエビデンス(科学的根拠)がほとんど記載されておらず、巻末に参考文献も1個も記載されていません。著者の経験をもとに、「私はこう思う」という意見が羅列されており、個人的に、読んでいて少し苦痛なところもありましたが、「高学歴親の子育て三大リスクは、干渉・矛盾・出来合い」「『育てられたように』育てようとする高学歴親」「5歳児にサイン・コサインを学ばせる高学歴親」など、個人的にとても勉強になる章もありました。
  • 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか(2018年) → 東京都立小石川中等教育学校を始めとする都立中高一貫校受験専門塾enaの授業風景(殺伐としていなくて、生徒に考えさせる授業で、「非認知能力」が育ちそう)や、2020年の大学受験改革、都立中高一貫校生インタビューなど、2000年代には存在しなかった「公立中高一貫校という選択肢」に関する本です。公立なので高校までの授業料が激安な上に、例えば、東京都立小石川中等教育学校 など、STEAM教育や、海外留学など、「りさお」的には、「ぜひ子供に通ってほしい」学校だなと思っています(子供本人の希望次第ですが)。しかし、偏差値も非常に高いし、受検(受験ではないらしい)問題対策が、通常の受験対策とちょっと異なるので、本気で公立中高一貫校を目指すなら、小学6年生から ena に通塾する一択かなと思いました。公立中高一貫校の受検問題は、2020年以降の大学入試共通テスト(旧センター試験)に似ており、今後、大学受験でもこのような問題が増えていくことが予想されます。また、どうせ2月3日に一校しか受験できないので、「受検に落ちたら公立中学校に行けばいいや」と、親が気楽な気持ちで中学受験を経験できるのもgoodだと思いました(受検する本人は、少なからずプレッシャーはあると思いますが)。
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体(2016年) → 題名通り、2020年現在、開成中学合格者数の半分を占める中学受験用の塾「SAPIX」と、東大理三合格者数の半分を占める大学受験用の塾「鉄緑会」の説明です。著者が実際に2つの塾、そして元塾生を取材して、丁寧に解説しています。ちなみに、「りさお」はSAPIX→私立中高一貫校→鉄緑会→東大理三という経歴ですが、だいたい経験した内容と同じで、2つの塾がどんなところか把握するにはベストな一冊だと思います。鉄緑会への取材はあるのに、SAPIXへの取材がなかったのが、意外でした。もう、創立当初の講師の先生(りさおも習いました!授業が超楽しかったです。)が引退されたのが理由でしょうか。

大学受験

「りさお」の大学受験は「東大理三現役合格必勝法」に記載させていただきました。

しかし、 2000年前後の出来事ですので、かなり古い情報です。世界的に有名な人たちはハーバード大学中退とかが多いようです(個人的な偏見ですが)。「りーたん」や「りりー」がどこの大学を志望するのかは分かりませんが、大学受験について知識を得ておくのもありかなと思っています。

サラリーマン用の本

転職

起業家・経営関連の本

https://toyokeizai.net/articles/-/583840?page=2

生成AI(ChatGPTなど)

2022年11月、大規模言語モデル(LLM)であるChatGPTが無料で公開されました。2023年以降、何かを調べるときに、Google検索だけでなく、ChatGPT(Bing)で検索することが多くなりました。幻覚(ハルシネーション)には気をつけつつ、新しいことを調べたり、ブログ記事を書いたり、プログラミングをしたり、新しいアイデアを出したりするときには、ChatGPT(Bing)を利用すると効率がアップすることは間違いないと思います。

ICT・ブロックチェーン・メタバース関連

「こどもがなりたい職業ナンバーワンがユーチューバー!」

というニュースを聞いた当時、

「アフォな!?子供がYoutuberになりたいって言ったら絶対にやめさせる!」

と思ったのが正直な感想でした。しかし、2022年の今となっては、「ヒカキン」さんや、「中田敦彦」さんなど、Youtuber、なれたら自分でもなりたいと思います。今なら、子供がYoutuberになりたいと言ったら、間違いなく、応援します。→とりあえず、応援しています。YouTubeチャンネル「こうまちゃんの楽しい鉄道旅行

自分の職業のための知識のアップデートも必要ですし、こどもに聞かれたときに答えられるように、親の知識が足りないために子どもの将来を潰さないために、なるべく新しいテクノロジーもキャッチアップしていきたいと思います。

老後

Posted by risan


PAGE TOP