イマココ!『マンガで分かる心療内科(18)マインドフルネス編』
つらいとき、悲しんでいるとき、慌てているとき、どのように感情をコントロールしたらよいか?という問題に対して、
『いまの自分は○○をしている』
と明確に認識することにより、リラックスして気持ちは明るくなっていくと本書は指摘しています。こんな一言では説得力が全くないのですが、この漫画を面白おかしく笑いながら読み終わった頃には、ほとんどの方が納得されると思います。
今ここで行なっていることを言葉にする
たとえネガティブな思考でも、あるがままに、自分の見ている風景を、一歩後ろから、映画の観客のようなスタンスで
言語化
して、ハッキリ言葉にして認識する。そのうえで、呪文のように
今ここ
と心に思うことにより、それだけで気持ちが明るくなっていくとのことです。
過去や未来にとらわれず、『今ここ』の自分を一歩ひいた視点から描写することが大事だそうです。
『マインドフルネス』は『レジリエンス』につながるかも?
最近、非認知能力のなかでも、レジリエンス(resilience)という言葉がはやっています。
レジリエンスとは、困難な状況に陥っても、しなやかに適応して生き延びる力のことですが、マインドフルネスがあれば、困難な状況に陥っても、復活できそうだなと思いました。
わが子にもマインドフルネスで過ごしてもらうように、ときどき、声掛けをしていきたいと思います。
大失敗したり、大ピンチに陥ったりしているときに、または陥る前に、お勧めの一冊です。
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