【幼児教育の新常識】「メタ認知」教育は「3歳」から始める!【Eberhart, 2025】
前回は以下
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この論文を読んだきっかけ

サクッとわかる ビジネス教養 非認知能力 2025
いま「サクッとわかる ビジネス教養 非認知能力」を読んでいますが、
大人になっても自分に必要な&自分に合った「非認知能力」を身につけて、幸せな人生を生きよう
という趣旨の本です。もちろん、その考え方は、子育てにも、人生にも応用できます。この本で一番最初の出てくる非認知能力が、「メタ認知」でした。
そこで、メタ認知と子育てについての論文をChatGPTに探してもらったところ、
子どもの「メタ認知」を向上させると、成績が上がる
という、今回のメタアナリシスの論文が出てきました。
論文の題名とリンク

Eberhart, J., Ingendahl, F. & Bryce, D. Are metacognition interventions in young children effective? Evidence from a series of meta-analyses. Metacognition Learning 20, 7 (2025). https://doi.org/10.1007/s11409-024-09405-x
https://link.springer.com/article/10.1007/s11409-024-09405-x
幼児へのメタ認知介入は効果的か?一連のメタ分析からのエビデンス。
NotebookLMによる解説















PICO/PECO分析
🔹 PICO(介入研究として)
P(Population)
- 幼児〜小学校低学年の子ども
(おおむね 3〜8歳、就学前〜初期学齢期)
I(Intervention)
- メタ認知介入
- 自分の考えを振り返る
- 「どうやって考えた?」を言語化する
- 目標設定・自己モニタリング
- 学習方略の明示的指導
- 教師や親によるメタ認知的問いかけ
C(Comparison)
- 通常の授業・保育
- メタ認知要素を含まない指導
- 介入なし群
O(Outcome)
- 学業成績(読み・算数など)
- メタ認知スキル
- 自己調整学習
- 課題解決能力
➡️ 全体として「小〜中程度の有意な効果」
➡️ 特に
- 学業成績
- メタ認知スキル
で一貫した改善が見られた
🔹 PECO(発達・教育環境として)
P(Population)
- 就学前〜低学年児童
E(Exposure)
- 日常的に
- 考え方を言葉にする
- 振り返りを促される
- 自分で学習を調整する経験
C(Comparison)
- そうした経験が少ない学習環境
O(Outcome)
- 長期的な学習の質
- 自己調整能力
- 学習への主体性
➡️ 「早期からの環境づくり」が重要という解釈が可能
🧠 論文のポイント(超要約)
この論文は
「メタ認知って、小さい子には早すぎるんじゃない?」
という疑問に、かなりはっきり NO を突きつけています。
主な結論
- 幼児・低学年でも
👉 メタ認知介入は効果がある - 効果量は爆発的ではないが
👉 安定して再現性がある - 年齢が低すぎるから無意味、という根拠はない
特に重要な点
- 「教科内容」よりも
考え方の教え方が効いている - 一発の特別プログラムより
日常的な問いかけ・習慣化が鍵






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