アントレプレナーシップ教育(起業家教育)について調べてみる

子どもに、生きる力を身につけてほしい。つまり、お金を稼げるようになってほしい。そう思っていますが、新型コロナウイルス感染症が流行したり、生成AIの進歩により仕事がなくなってしまったり、何が起こるか分からない(VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性))この時代、子どもには、自分で仕事を作ることができる起業家になってほしい!勝手にそう思っています。実際に起業しなくても、起業家マインドは持ってほしい(それが何かは全く分かりませんが)と思い、アントレプレナーシップ教育(起業家教育)について、少し調べてみました。
Contents
子ども用の起業家育成の塾はあるか?
中高生の頃に、成績が悪いので、塾に行きまくって成績を上げたりさおは、
手っ取り早く起業家教育してくれる塾はないの?
と調べてみました。最近は、とりあえず、ChatGPTに聞いてからググってます。そしたら、CEOキッズアカデミーという塾がありました。主に小学生、中学生対象で、サポートを受けながら自分で起業を疑似体験するコースのようです。面白そうだし、実際の仕事をするときにも非常に役に立ちそうです。
早速オンライン説明会に参加したいと思ったのですが、この会社のビジネスモデルがフランチャイズ形式(公文のような感じ)であるせいか、2025年7月の現時点で、すぐに説明会を申し込むことができませんでした。残念。そのうちベネッセとか大手が真似して、同じような塾を作るかもしれません、、、10年後には、日本の公立小学校でも、起業家教育が始まっているかもしれません。
現時点では、自分で我が子に起業家教育をするしかなさそうです。そのために、関連書籍を読んでみることにしました。
バブソン大学

米国マサチューセッツ州にある起業家教育に特化した私立大学です。バブソン大学のMBAコースは、2020年現在、USニューズ(USニューズ&ワールド・レポート)のランキングで27年連続でアントレプレナーシップNo1に輝いているとのことで、アントレプレナーシップ教育なら、この大学で間違いなさそうです。この大学関連の本を読むのが良さそうだと思いました。
マンガ「トリリオンゲーム」を読んで、アントレプレナー(起業家)の雰囲気を感じる

超コミュ力お化けのイケメンと、内気なコミュ障天才ハッカーの2人で起業し、億万長者になるまでのストーリーです。ドキドキハラハラ、笑いありで、このマンガを読むと、自分も起業したくなってしまうかもしれません。この漫画を読んで、
株式会社を作って超頑張ってうまくいって上場すれば、大金持ちになれる!(IPO)
ということを知りました。アニメ好きであれば、アマゾンプライムビデオなどでアニメ版を見ることができます。ドラマ化もされているようです。
アントレプレナーシップ教育についての本

- 100話で心折れるスタートアップ 2023:起業するとはどんな感じなのか、最初に雰囲気を味わうために読みましたが、この本を読むとスタートアップというもののイメージが湧いて、とてもためになりました。「ピボット」という言葉の意味(事業の方向転換)を初めて知りました。また、たとえ一つ目の起業、全力やった上で失敗しても、元CEO個人の経験値やスキルは向上しており、人生はやり直せそうという安心感も得られました。起業に興味を持ったら、ぜひ最初にお勧めの一冊です。
- 全米ナンバーワンビジネススクールで教える起業家の思考と実践術―あなたも世界を変える起業家になる 2020:就職して3年の会社が倒産した元会社員が、起業する物語です。作中に、
- 10歳から始める! 起業家になるための「7つのレッスン」 2020:『ビジネスを始める上でもっと大切なことは、一生懸命とか努力に勝る「好き」に出会うことです。』の一文から始まる、我が子にアントレプレナーシップ(起業家精神)を養うための、超具体的な家庭での教育方法が書いてあります。
エフェクチュエーション
エフェクチュエーション(Effectuation)とは、アメリカの経営学者 サラス・サラスバシー(Saras Sarasvathy) が2001年に提唱した、多くの起業家が意思決定を行うときに用いる理論であり、
- 「手の中の鳥の原則」:手段主導「mean-driven」で何ができるかを発想する
- 「許容可能な損失の原則」:失敗しても致命傷にならない程度の投資を行う
- 「クレイジーキルトの原則」:参加してくれる(コミットメントを提供してくれる)関係者(ステークホルダー)と共に何かを作り上げる
- 「レモネードの原則」:転んでもタダでは起きない、何かに利用する
- 「飛行中のパイロットの原則」:自分自身が、「いま・ここ」でコントロール可能なものに集中する[4]
という5つの思考様式があります。この思考にもとづいて、行動を繰り返して、ビジネスを進展させていくとのことです。これらの原則は、起業家が、不確実な状況下で効果的な意思決定を行うために有効だと言われています。本書を読めば、このイフェクチュエーションの理論について理解できます。この理論は人生を生きていく(?)うえでも役立ちそうだなと感じました。
また、5つの思考様式の最初の「私自身の手持ちの手段」とは、
- Who I am (私は誰か)
- What I know (何を知っているか)
- Who I know (誰を知っているか)
の3つの要素であり、思考様式にのっとって、行動を繰り返すことにより、どんどん手持ちの手段が増えていって、できることも増えていくそうです。
この「行動を繰り返す」ためには、その行動自体に喜びを感じるくらいでないと、苦痛でやりとげにくくなってしまうため、
自分が何に関心があるのか?どんな人間なのか?
を言語化することが大事です。この本の著者は、自分が何に関心があるかを把握するために、「ワークグラム」というサービスを利用したとのことです。自分が何に関心があるかについて調べる方法については、
著者が解説した動画は以下にあります。
アントレプレナーシップ(起業家精神)で出てきた用語
そもそも、アントレプレナーという単語から意味不明です。起業家という意味らしいです。
- アントレプレナー(entrepreneur):起業家や新事業をゼロベースから起こす人[1]
- アントレプレナーシップ:起業家精神、企業家精神
- ベンチャーキャピタル
- ピッチ
- ピボット
- モメンタム
- 市場:ライバルとお客のたまり場[3]
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