『3男1女 東大理III合格百発百中 絶対やるべき勉強法』は読んで暖かい気持ちになれました
子供を4人とも東大理三に入れてしまうなんて、さぞかしスパルタ受験勉強オンリーな教育をしていたのではと思いこんで、『佐藤ママ』の本を読むのは避けていました。
ところが、最近読んだ育児雑誌の対談で佐藤ママを見かけて、やさしいコメントであったので、食わず嫌いはよくないと思い、今回、一冊、読んでみました。
結果、今まで読んだ育児本とほとんど同じことが書いてあってびっくりしたのと同時に、『ひたすら厳しい教育ママ』ではなく、
『就学前教育にものすごく力をいれつつ、子どもの部活や音楽活動も認め、受験勉強をひたすら手伝ってくれる四児の母』
なんだなという感想を持ちました。
以下に、本書で参考になったポイントを列挙させて頂きたいと思います。
3歳までに絵本1万冊を読み聞かせ
童謡を1万回両親の生歌で聞かせる
子どもがいつも笑顔でいられること
親自身も楽しむことを目標に子育て
持って生まれた性格は変わらない
ありのままをまず受け入れる
叱らない、よく見て具体的に褒める
他人と比べない
ママ友は不要です
18歳以降は本人の自由
りさおの個人的な経験として、中高時代のママ友関連には、当時子どもである私がほとほと嫌気がさしたことがありましたので、本書を読んでいる途中、
『他人と比べない』
と
『ママ友は不要です』
と言い切った部分ではうんうんと声を出してうなずいてしまいました。
東大理三と関係無く、一度は読んでも損の無いお勧めの育児書です
自分が理三に入るのと、子どもや生徒が理三に入るのは全く別の話で、非常に参考になりました。
りさおは、『りーたん』や『りりー』に、東大に入ってほしかったり、医者になってほしかつりったりという気持ちは今のところありません。
ですが、
n=4
のcase seriesですし、n=1(「私が◯◯に合格した必勝法」(←あれっ?このサイト、、、)や、「私の子どもが◯◯になった育て方」などの本:症例報告)より、エビデンスレベルは高め(n=4の症例集積報告)です。EBE(Evidence Based Education)オタクのりさおとしても、読んでためになりました。
どちらかというと読んだ人を幸せにする本です。お勧めです。
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