スポンサードリンク

「非認知能力」の育て方:心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育

2020年10月6日

こどもが生まれてから、子育ての本を30冊くらい読みました。こちらのモンテッソーリ教育の本と、子どもの気持ちがわかる本が印象に残っています。

上の2冊は、子育ての理論として分かりやすく、非常にためになりましたが、こちらの本は、教育の実践方法のヒントが非常に具体的に記載されています。

面白くて、感動しながら、読み初めてからノンストップで2時間ほどで読みきってしまいました。

ぜひ、お父さん、お母さんにはお勧めの1冊です。

非認知能力とは、数値化できない総合的な人間力のこと

まず、『認知能力』とは、知能検査で測定できる能力(数学、物理、化学、、、などでしょうか?)のことだそうです。

それに対して、非認知能力は、 具体的には、

  • くじけない心
  • 想像する力
  • コミュニケーション力
  • 問題を見つけ、解決する力
  • 行動する力
  • やり抜く力
  • 我慢する力

など、『生きる力』のことだそうです。

こども自身が幸せと思う人生を歩むための子育てをしたい

そのためには、どんな時代や状況になっても臨機応変に対応できる子どもになってほしい。

私はそのために教育の本を読んでいます。本書では、そのためには『非認知能力』を伸ばしてくださいと言っています。主に、

  • 自己肯定感
  • 主体性
  • レジリエンス(折れにくい心、折れても這い上がってくる回復力)
  • やり抜く力

が大事だそうです。

自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れ、好きでいられるということ

子どもの自己肯定感を育むためには、『
あるがままの子どもを認める 』。
そのためには子どもを1人の人間として個性を尊重し、好きなことを応援する。話をよく聞いて観察し、子どもを認める。

子どもは親を手本とするので、親自身が自己肯定感を高めることも同じくらい大事。

子どもには一歩踏み出すことを躊躇せず、何でも挑戦できる人生を送ってもらいたいという思うのならば、手本を見せる立場にある親がそうしないわけにはいかない。

子育てしている自分が自分の全部じゃなくて、自分という人生がある

また「親には親の人生がある」とわからせた方が、子どもは自分の人生を自由に選ぶことができる。

と著者は言っていますが、私自身は、今の自分の仕事は大好きですが、パッションとまではいかない気がしていて、不安になりました。

子どもが『ミュージシャンになりたい』と言っても否定しないで、好きな音楽を一生続けられる方法を一緒に考える

著者の娘さんが『バレリーナになりたい』と言ったときの、著者のこの対応にハッとさせられました。

生きがいのある人生を生きる。 別にそれで食べていくことを考えなくてもいい。

教育とは「自分を知り考える力を育てる」もの

パッションとともに生き続ける、生きがいのある人生を歩む力を育む、それが学校と家庭での教育であるとの筆者の主張にはただただ同意します。考えるためには膨大な知識が必要なら、それを自分で調べて、モノにしていくのでしょう。

こどもがパッションを見つけるために、こどもを信じていろいろな経験をさせる

ことが大事だそうです。私自身がパッションが無いので、やや不安になりますが、まあ、気にせず、本書の

  • こどもがパッションを見つけないからといって、けっして諦めない。
  • 焦らない
  • こどもを信じ、諦めずにいろいろな経験をさせる
  • いろいろな人と過ごす時間を確保する

を実行してみたいなと思いました。いろいろな人との経験は、どうしましょうか、、、

育児書

Posted by risan


PAGE TOP