『 国語って、子どもにどう教えたらいいの?』
『英語力向上には国語力が不可欠』(参考:世界で活躍する子の<英語力>の育て方)とのことで、国語力の教育本を読んでいるシリーズ第3弾は、 小学生に対する具体的な国語の教え方について知りたくて、『 国語って、子どもにどう教えたらいいの? (2017年)』を読んでみました。
Q & A方式で1項目6ページくらいで、非常に読みやすく、具体的な声かけの方法がのっていて参考になりました。
『国語力』とは『思考力』であり、読書により
本書によると、読書のメリットは、
他者の思考を追体験できること
であり、その結果、思考力が向上するとのことでした。なお、
- 物語では、登場人物(and 作者の)思考を追体験
- 説明文では、作者の思考を追体験
できるとのことです。具体的な技術としては、
- 言いかえる力(同等関係整理力)
- くらべる力(対比関係整理力)
- たどる力(因果関係整理力)
を挙げています。
これは、出口汪『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』の、
小学生が習得すべき論理としての以下の3つと同様です。
- 因果関係・理由づけ:「だから」「なぜなら」
- イコールの関係:「つまり」「すなわち」「たとえば」、(比喩)
- 対立関係:(対比)、(譲歩+逆説)
何冊か育児書を読んでいると、同じようなことが書いてあることに気付いて、『うんうん、パパ成長しているかも!?』と自己満足に浸れてちょっもうれしくなっちゃいます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません