我が家のスマホルール作成(1)2024年版
小学生になった「りーたん」(7歳)は、9月になってから、学校で指定されたタブレット(10.9-inch iPad(10th, 2022年発売))を家に持って帰るようになり、結構、家で写真を撮ったり、楽器を弾いて作曲してそれを録音したり、気づくとタブレットばかり触っていることが多くなってしまいました。
まだ、スマホは持たせていないので、SNSは利用していないのですが、そろそろ、子どもと一緒に相談しながら、
(1)我が家のスマホルールを作成、運用
(2)ICT教育
をしていくことにしました。そのために、子どものスマホルールに関する本を何冊か読み始めました。
ドラえもんの小学校の勉強おもしろ攻略 安心安全スマホ・タブレット入門は、小学校低学年の子どもに読み聞かせをするのにちょうどよいと思いました。インターネットとか、IoTとか、言葉の定義も分かりやすく記載されていて、大人の私にも非常に勉強になりました。ただ、SNSいじめ、グルーミングに関する話題はかなり少なかったので、ネットが最強のパートナーになる ネット・スマホ攻略術 1時間で一生分の「生きる力」1で補完したらよいなと思います。
Contents
子どもとスマホ会議を開いて作成したスマホルールVer.2024.9
2024年9月に、りさお(父)は、りーたん(7歳)と、「第1回スマホルール会議」を開き、上記のスマホルールを作成しました。一から作るのは大変なので、以下のようにしました。
- 『ネット・スマホ攻略術』読者特典 特設サイトにある、「電子端末使用貸借契約書」のPDFファイルをダウンロード
- 「電子端末使用貸借契約書」を、A3用紙にコンビニで印刷
- スマホルール会議において、「電子端末使用貸借契約書」を親子2人で読み上げ、りーたん(7歳)に、空欄を埋めてもらい、さらに「使用目的」、「解除」、と追加事項を、親子で相談して決めて書き込む
- 最後に日付を記載し、りさお(父)と、りーたん(7歳)で、自筆のサインをする
- 作成した「電子端末使用貸借契約書」は、りーたん(7歳)の棚のすぐ横の壁に貼る
ポイントは以下となります。
ポイント1 :ルールは大げさに会議を開いて、基本的には子どもが決める
ネット・スマホだけでなく、子どもに自分の身を守るための知識をつけてもらうための本
ネットも含め、普段の生活でも必要な知識として、7歳と4歳のわが子に、以下の本を購入し、読み聞かせをしています。
何でも相談してもらうためにも、子どもの身を守るためにも、性教育についても、2024年以降、少しずつですが、行っています。性教育についてはまだまだ勉強中ですが、以下にまとめています。
今後は、スマホルールを子どもと一緒に策定して、運用していきたい
上記の本には、
依存かどうかに関わらず、子どものネット使用時間や、どんなサービスを利用しているかなどを把握しましょう
と書いてあります。
守ってもらうためにも、子どもと一緒に、スマホルールを決めて文章化したいと思います。いまのところ、親として譲れないと思うころが、
- スマホ、タブレットは、親が購入して子どもに貸与している事実
- スマホ利用時間を親が把握する
- スマホのパスワードは親に教えるが、親は緊急時以外は、子どもの許可無しに子どものスマホの中身は見ない
- スマホ内に新たなアプリをインストールする場合は親の許可が必要
- スマホ利用は、夜19時まで。19時になったら親に預ける。朝は、朝食終了後から。(英語の勉強のリスニングにタブレットを利用しているため)
- 法律違反はしない
- 公序良俗に反することはしない
- 課金はしない(→課金したくなったら、スマホルール改定会議でプレゼンしてもらい、ルールの変更を検討する)
- SNS(LINE, X, TickTockなど)は小学生の間は行わない。
- このルールは、話し合って変更することがある
- ルールは見えるところに貼る
- ルールを守れなかった場合の対処法についてもあらかじめ話し合って決めておく
- 親が夜中までスマホを触っていると説得力かない。親も夜中はスマホいじりをやめる
- 歩きスマホはしない。
ITリテラシーについては、過去に読んだ本のリストを以下に記載しました。読み直して、早く、スマホルール策定会議を開催したいと思います。
なお、スマホ依存予防策の基本は、
- ルール作り
- 見守り(ルールの運用)
- リスク対策
の3つだそうです[1]。ネット依存になってしまったら、早めに、「ゲーム障害・ネット依存・スマホ依存の治療施設リスト」に掲載されている病院を子どもと一緒に受診した方がよいとのことです[1]。
ただし、2012年頃の、未成年者の携帯電話・スマートフォン利用実態調査では、「あなたは携帯電話やインターネットでトラブルが起きた場合、何故、保護者に相談しないのですか?」に対する子供たちの回答の1位となっているのが
「スマホトラブルについて親に相談すると、スマホを使わせてもらえなくなる」
だったそうです[5]。これは、罰則を決める上で、考慮しておかなければならないと感じました。
スマホルール作成・運用の上での注意点
列挙していきたいと思います。
- 基本的に、子ども自身に提案してもらう。
- 親が譲れない部分は、理由を説明して、基本的に子どもが納得した形で。
- 子どもがどの端末を使っているか、それを把握して端末ごとにルールを決める[7]
なお、有名なスマホルールとしては、To My 13-Year-Old, An iPhone Contract From Your Mom, With Loveがありますが、りさお的にはなんとなくそのまま利用しづらいです。ネットが最強のパートナーになる ネット・スマホ攻略術 1時間で一生分の「生きる力」1に掲載されていた契約書形式のスマホルールが、『ネット・スマホ攻略術』読者特典 特設サイトからダウンロードできますので、これを子どもと一緒に見ながら、相談して、ルールを決めたいと思います。
参考文献
- ゲーム・スマホ依存から子どもを守る本 2020
- クイズでわかる 小学生からのネットのルール 2020
- PC、スマホ使用ルール作りのポイント 久里浜医療センター
- ゲーム障害・ネット依存・スマホ依存の治療施設リスト 久里浜医療センター
- 子供にスマホを買ってあげる前に読みたい母から子へのiPhone 18の約束 2013
- To My 13-Year-Old, An iPhone Contract From Your Mom, With Love
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