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2024年現在、親として興味を持っていること

2024年7月10日

りさおです。

6歳の「りーたん」と、4歳の「りりー」の親として、いま、以下の項目に興味を持っています。

  • 国際バカロレア
  • 探究学習
  • 数学教育
  • 性教育
  • スマホ利用、ITリテラシー
  • 親子関係
  • いじめ
  • 不登校
  • 金融教育
  • 法教育
  • 世界史と日本史、近現代史(1900年以降、2024年現在までの歴史)、地政学
  • 経営学
  • 半導体
  • 哲学
  • 論理学
  • プロ経営者(CxO)
  • マインクラフト
  • プログラミング教育
  • ChatGPTと生成AI
  • 学校の先生との関わり方、モンスターペアレント
  • グローバル世界

そのために、いま読んでいる本のリストを記載していきたいと思います。

探究学習

参考リンク

スマホ利用、ITリテラシー

参考リンク

法教育

  • 12歳までに身につけたい 社会と法の超きほん 2022  → 自由と人権、公共の福祉について、小学生でもわかるように説明があります。上記のネットリテラシーと非常に関係が深く、スマホデビュー前の小学生に、読み聞かせをしておきたい本です。
  • こども六法の使い方 2021 → 法律の精神について、わかりやすくまとまっています。
  • こども六法 2019 → 小学生にもわかる言葉で、憲法・民法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法・少年法(商法は無い)の6法について、豊富なイラストとともに説明があります。なるべく元の法律に忠実に書かれているので、大人の「りさお」が読んでも、多少疲れてしまうこともありますが、初心者に最大限にわかりやすく記載されています。この本を読めば、いじめにあった場合の対策を考えやすくなったり、いじめをする側にもなりにくくなるのではないかなと思います。なお、「こども六法 第2版」が2024年に発売されていますが、現時点ではまだKindle版が出ていないので、私は第1版で我慢しています。早く、第2版のKindle発売されてほしいです。第1版との違いは、刑法の大改正による性的同意、拘禁刑の新設、時効の延長に加えて新法「こども基本法」の追加だそうです。

なお、近年、以下のような法律の改正かあったそうです。

2009年子ども・若者育成支援推進法2016年児童福祉法改正、教育機会確保法、2018年成育基本法、2019年子どもの貧困対策法改正

2008年児童虐待防止法、2013年いじめ防止対策推進法、2021年わいせつ教員対策法

2022年 こども基本法

1994年 日本がこどもの権利条約を批准

性教育

子どもにスマホを持たせると、自分でインターネット検索します。そのとき、アダルトサイトを見ないはずがないですよね。どうしてアダルトサイトを見てはいけないのか(って言ったって、性欲は人間というか動物の本能ですし、どうせ見るでしょう)、アダルトサイトを見て、間違った性知識を得ることがないように、正しい(?)性教育は必須だと思われます。「りさお」は性教育を受けたのは、小学5年生のときにアメリカの現地の小学校で少し習った記憶しかありません。ですが、2024年現在、小学生のうちから性教育をしていった方が、中高生、大人になってから性犯罪に巻き込まれたり、望まない妊娠をする確率が下がるというエビデンスがあるそうです。以下の本を読んで、「りさお」と「りさこ」と相談した結果、6歳と4歳のりーたんとりりーに性教育をする方針としまして、今、実行中です。以外と恥ずかしくなかったです。

  • おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方 2020 → 性犯罪の被害者または加害者になることを防ぐため、また、子どもの自己肯定感を育むために、幼児期から性教育が必要ですと書いてあります。本書を読むと、その通りだなと思いました。
  • 0歳からはじまるオランダの性教育 2018 → 
  • お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! 2019 → 「性教育は3~10歳で行うべし!」とのこと。たしかに、子どもが3歳~6歳くらいの小さいうちの方が、親の言うことを素直に聞いてくれます。
  • 赤ちゃんはどこからくるの? 親子で学ぶはじめての性教育 2020 → 『性教育は、性の話も親の愛情も素直に受け入れる「3歳から10歳まで」に行ってください。「命の誕生の奇跡」「親の愛情」「身を守る」ことを知る大事な機会となります。』だそうです。
  • 初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと 2021 → 「うそをつかない性教育が基本中の基本」のフレーズを読んで、親と子のコミュニケーションとして、性教育に限って嘘をつくとかはありえないため、最初は恥ずかしく思っても、嘘をつかず、はぐらかさず、子どもの質問に真摯に答えるべきだなと感じました。
  • 国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】――科学的根拠に基づいたアプローチ 2020 → 2018年に改訂された、UNESCO他による性教育に関する指針みたいなものです。科学的根拠という割には、引用文献がUNESCO他だったり、論文を調べるのにはあまり役に立たずがっかりしましたが、世界中の国々が、子どもの性教育政策においてこのガイダンスと、「ヨーロッパにおけるセキュシュアリティ教育スタンダード」(2010年)を参考にしているとのことでしたので、読んでみました。年齢ごとに何を教えるべきかについて記載されていますが、なんと答えがほとんど書いておらず、このガイダンスだけ読んでも、親としては、具体的に何をしたらよいのかわからないという状況になります。具体的な方法としては、次の本が非常に参考になります。
  • 安全、同意、多様性、年齢別で伝えやすい! ユネスコから学ぶ包括的性教育 親子で考えるから楽しい! 世界で学ばれている性教育 2022 → 上記のガイダンスのエッセンスをわかりやすくまとめて、年齢ごとに具体的な教育方法の例がマンガで解説されています。「親がわからないことは子どもと一緒に調べればいいんです!」だそうです。これ、いいですね!
  • 「性」のはなしはタブーじゃない! 小学生だから知ってほしい SEX・避妊・ジェンダー・性暴力 2021 → この本の帯には、『13歳になったら「性行為に同意する能力がある」とみなされるって、知っていますか?』と記載されていてびっくりしました。刑法上は小学生のうちに性行為について知識があるものとみなされていたとのことですので、小学生のうちに、性行為、その他のことについて、教えておく必要があるということに初めて気づきました。なお、明治時代から約110年変わっていなかった性犯罪に関する刑法が、2017年に大幅に改正され、さらに2023年には、刑法上の性交同意年齢(性行為に同意する能力があるとみなされる年齢)が、13歳から16歳まで引きあげられたとのことです[参考]。また、子どもの自己肯定感を育むためにも、幼児期から性教育が必要ですとのことです。
  • わたしの心と体を守る本 マンガでわかる!性と体の大切なこと 2022 → 他の本を読んでもうすうす感じてはいたのですが、この本を読んで、性教育と、SNS、友だち、子どもの権利、いじめ、SNSを利用した性犯罪、ネットリテラシー、がものすごく強く関わっていることに気づきました。つまり、スマホ・ネットリテラシ―に関する教育や、いじめ・子どもの権利に関する教育をするにあたって、性教育は避けて通れないことと認識できました。最後の1コマの「わたしは・・・わたしでいいんだ」が、性教育の効果で一番大事な「自己肯定感」について、端的に表現しているなあと感心しました。
  • 性教育120% VOL.1 (単行本コミックス)  2020 → 女子高では保健体育の先生が、ものすごく実用的な性教育をしていくマンガです。笑いがとまりません、笑いながら実用的な性知識を学ぶことができます。お勧めです。全3巻。
  • 子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」 2021 → 子どもへの性の話の超具体例が豊富で、実践向きです。
  • やらねばならぬと思いつつ: 〜超初級 性教育サポートBOOK〜 2021 → 性教育生まれて初めての親用の10の心得と、子どもから聞かれたらこう答える回答集30例がのっています。はっきり言って、子どもに性に関する質問をされたら、この本を一緒に読めばよいと思います。超絶お勧め本です。
  • おうち性教育はじめます 思春期と家族編 (コミックエッセイ) 2022 → 「性的同意」の話など、今までの自分の常識をアップデートしていかなければならないと痛感しました。
  • 包括的性教育:人権、性の多様性、ジェンダー平等を柱に 2020 → 著者の主観的な表現が強めだったり、同じことの繰り返しの表現が多いところもありますが、幼児からの包括的性教育が、子どもの幸せにとって大事そうだなということがよくわかりました。
  • あかちゃんはどうやってつくられるの? 2019 → りーたんに、「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたので、この本を急いでAmazonで購入して、りーたんに読んでもらいました。割と納得してくれたみたいです。我が家の性教育は、この本から始まりました。
  • 子どもを守る言葉「同意」って何? YES、NOは自分が決める! 2020 → 「あかちゃんはどうやってつくられるの?」の次に、紙の本も買って、りーたん(6歳)と、りりー(4歳)に読み聞かせをしているのがこの本です。性犯罪予防、いじめ予防、明るく生きていくために非常に大事なこと「同意」について書かれています。この本の「同意」について知ることにより、大人も、より自己肯定感をもって、生きることができるようになると思います。
  • はたらく細胞LADY(1)~(5) 2020~2022 → 白血球や赤血球を擬人化してからだの中で繰り広げられるマンガ「はたらく細胞」シリーズの女性版です。「はたらく細胞」同様、非常にわかりやすく、「女性の生理、妊娠、出産、人工授精、女性特有の不調や病気。日々目まぐるしい変化にさらされる女性の体内。」についてマンガで、物語調で、超わかりやすく語られています。
  • はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識 2022 → 上記の本の、女性のからだに関する性知識についてまとめてあります。上記のマンガを先に読むと、非常にわかりやすいです。
  • マンガでわかる オトコの子の「性」 2015 → 表紙で一瞬、買ってよいのか迷いますが、中身はかなりしっかりしています。マンガなので読みやすいです。思春期男子にも、女子にもお勧めです。
  • セイシル 知ろう、話そう、性のモヤモヤ 10代のための性教育バイブル 2022 → 表紙が怪しい感じ全開で、最初、買うのをためらいましたが、内容は、すごくまじめで、すごくわかりやすいです。マンガから導入があり、思春期の男性や女性の悩みに対する回答が、それぞれ、複数の専門家によって語られています。小学校高学年になったら、わが子にも読んでもらいたいなと思います。約400ページと、ボリュームもしっかりあります。
  • なぜ学校で性教育ができなくなったのか 2023 → 性教育バッシングの代表例である2003年の七生養護学校事件について詳細が知りたくて購入したのですが、事件の詳細というよりは、事件の前の、障がい者の子どもたちに、どのように苦労しながら性教育を行っていったかについての記載が具体的に記されていました。
  • 男子校の性教育2.0 2024 → 事実と取材に基づき、国際セクシュアリティ教育ガイダンス(2018)にも触れつつ、現代の高校の性教育について解説されています。灘高校でも、2024年現在、まともな性教育が行われていることに感心しました。
  • 射精責任 2023 → すごい題名ですが、性教育の本を30冊読んだ後のりさおにさえ、内容も衝撃的でした。アメリカで

親として学校との関わり方

文部科学省の中央教育審議会の特別部会は、2023年6月から働き方改革や処遇改善を議論した結果、2024/4/19に素案を提出しましたが、なんと、50年続く公立学校の教員の「定額働かせ放題」(「給特法」)を、「教職調整額」の上乗せという、残業時間が全く減らない結論を出しました[参考]。これでは、公立学校の教師を目指す人は、減る一方だと思います。

親がほとんど関与しなくてよい幼稚園や保育園もありますが、小学校に入学すると、たとえPTAが任意参加であっても、友達との関係などで、ある程度、学校と関わる必要が出てくる機会も多くなります。学校について知ることとして、学習指導要領、学校の先生が普段、どのような仕事をされているのか、モンスターペアレントはどのようなものなのか、また、学校の先生は、子どもの親とどのようにかかわることが多いのかについて、参考とするために読んでみました。

参考:狙いは「ブラック職場」隠し? 文部科学省の逆ギレ抗議の怪しさ 教員の「定額働かせ放題」NHK報道めぐり 2024年5月25日

夫婦関係、親子関係、愛着、パーソナリティ障害、発達障害(精神医学、心理学)

  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本 2023 → 自分の子ども時代に親にされたことをしっかりと思い出し、自分と子どもの関係を見直すのがよいのではというお話です。
  • パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか 2004 → まだスマホも発売されていない頃の本ですが、境界性人格障害(アメリカの人口の2%)を始め、注意点や対処方法の注意点など、詳しく、分かりやすく説明があります。
  • マンガでわかるパーソナリティ障害~もっと楽に人とつながるためのヒント 2021 → 上記の本のマンガ版です。境界性パーソナリティ障害など、説明と対処法が非常に分かりやすく書かれています。ぜひお勧めです。
  • 異性の心を上手に透視する方法 2016 → これ、日本語の題名が間違っていると思います。恋愛に対する態度をアタッチメント(愛着)理論に基づいて3つ(たった3つ!すごく分かりやすい!)に分類し、どのようにしたら夫婦、カップルが精神的にうまくやっていけるかについて、エビデンス(科学的根拠)をもとに分かりやすく解説しています。高校生くらいまでに、ぜひ、我が子にも読んでほしいと思います。
  • 「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち 2024  → 愛着障害の本を読んでいたら、いつの間にか、「子どもの特性による子育ての方法」についての内容になっていました。最初に読む本としては、やや難解ですが、発達障害と診断されている患者が、2000年から2020年にかけて増加している理由の考察や、それぞれの障害、いや個性に応じた子育ての方法について、分かりやすく具体的に書かれています。
  • 応用行動分析学から学ぶ 子ども観察力&支援力養成ガイド 改訂版 子どもの行動から考えるポジティブ行動支援 2023 →事例で出てくるのは発達障害の子どもが多いですが、子どもが行動問題(問題行動)を繰り返す時に、どのようにアプローチするか、豊富な事例をもとに非常に分かりやすく解説されています。(1)子どもを観察し、A(どんなとき)B(どんな行動)C(どんな結果になったか)で分析し、(2)ABCにもとづき支援を考える。そして、(3)支援を行い、見届ける、(4)支援を更新する、が基本になります。ちなみに、Case11は、まさに、探究学習の具体的なやり方が示されていました。子育て本としても、非常にお勧めの一冊です。
  • はじめてのポジティブ行動支援 子どもと先生の笑顔が輝くアプローチ 2024 → A(Antecedent 先行事象)、B(Behavior 行動)、C(Consequence 結果事象)という、行動のABCフレームという考え方に基づいて、目の前の子どもをよく観察して、その子のニーズに合った実践を選択できるという考え方です。子どもに「〇〇してはいけません」「ちゃんとしなさい」などという、行動指示をしない指示ではなく、「△△の時に、〇〇してください」と、行動を環境との関係を含めて定義して、具体的な行動をとるように支援するという考え方に、非常に共感しました。この本を読んでから、りさおは、わが子に「家の中を走らないで!」と言うのをぐっとこらえて、「けがをしてほしくないから、歩いてください!」と言うようにしています。
  • マンガでわかる家族療法: 親子のカウンセリング編 2018 → 子どもが問題行動を起こして困っているとき、家族ごとカウンセリングを行い、困っていることを解決していく様が、分かりやすく、面白く記載されているマンガです。困ったらぜひ、こちらのカウンセリングを受けてみたいと思いました。自分の子育ての参考にもなります。
  • マンガでわかる家族療法: 大人のカウンセリング編 2018 → マンガでわかる家族療法: 親子のカウンセリング編よりも、心理療法士向けに、カウンセリングしている側の裏話的なことにも記載がありますが、相変わらず、読んでいて爆笑がとまりません。マンガとして面白いのでお勧めです。もちろん、本書も自分の子育ての参考にもなります。
  • マンガでわかる発達障害グレーゾーン 2024 → 本の説明通り、こだわり症、疑似ADHD、社会的コミュニケーション障害、不安型愛着スタイルなど、タイプ別のグレーゾーンの生きづらさの傾向とその対策についてマンガでわかりやすく解説されています。対処法が書いてあるのがとてもよく、発達障害とは関係なく、子育てをする上で、その対処法が非常に参考になりますので、すべての親にお勧めの一冊です。
  • 繊細すぎて生きづらい ~私はHSP漫画家~ 2020 → HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン:生まれつき感受性が高く、環境刺激に敏感に反応する気質の人)が5人に1人もいるなんて、初めて知りました。マンガなのでわかりやすいです。対策も書いてあります。もし自分の子どもがHSPだったら、本人に無理をさせるのではなく、本人にその可能性を伝えて、一緒に環境を変える努力をしたいと思いました。
  • 新人は自称HSP 2023 → 直属の上司が最低で、最初はかわいそうな主人公にちょこっとストレスがたまりますが、大丈夫です。爽快な結末をお約束します。読んでよかったマンガです。

Z世代、α世代など世代間の違い

りさおは氷河期世代orミレニアル世代、りーたんとりりーは「α世代」ということになります。Z世代やα世代の多くが何を考えているのかについて、少しでも情報を知りたいと思い、少しずつ、本を読んでいきたいと思います。

  • Z世代の次の世代 アルファ世代超入門! 2024 → Googleのお勧めで、別の本の宣伝記事を読んだ後、間違えてKindleでこちらの本を購入してしまいました。中身はおそらくChatGPTを用いて書かれており、内容が無くてがっかりしました。しかし、パソコンでAmazonのこの作者のページを見てみたら、ものすごい勢いで大量のKindle本を出しており、「こうやってお金をかせぐのだな」と感心しました。なお、次の本が、本当に読みたかった本です。
  • 新消費をつくるα世代 答えありきで考える「メタ認知力」 2024 → 
  • 安いニッポンからワーホリ!―最低時給2000円の国で夢を見つけた若者たち 2023 → 30歳以下の若者が、オーストラリアやカナダに、「ワーキングホリデー」という名目で、旅行しながら、約1年間働くことができるそうです。この本はコロナ後のオーストラリアでのワーキングホリデーアについて豊富な例を取材して、記載しています。ひたすらが、「英語力」と「コミュニケーション力」が大事だと書いてありました。ワーキングホリデーに行くと、99%くらいの人が、自分でトラブルを乗り越えた結果、自分に自信がついて、ハッピーになれるらしいです。

数学教育

世界史と日本史、近現代史(1900年以降、2024年現在までの歴史)、地政学

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と、ドイツ・ビスマルク首相が言ったとか言わなかったとかいう話があります[参考]。でも、「歴史は繰り返す」とも言いますし、歴史を学ぶと、人生が豊かになると思います。以下にまとめています。

  • サクッとわかる ビジネス教養  地政学 2020 → この本を読んで、ランドパワーの中国やロシアが日本を攻めてくるのは、誰が指導者をやっても、たとえ民主主義の国に移行しようとも、地政学的に必然なのだということが分かりました。

論理学、論理的思考

  • それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】 2018 → 命題、「逆は必ずしも真ならず」「命題とその対偶の真偽は同じ」などについて、一冊かけて、面白く、わかりやすく解説があります。高校数学Iの「数と集合」のごく一部の範囲になります。小学生には、まずこれくらいの本の読み聞かせからがよいと思います。
  • こどもロジカル思考 なぜ論理的に考えることが大切なのかがわかる本 2021 → 他人を説得するときにロジカルにお話すると、説得力があるというお話や、思考・行動のための「フレームワーク」など、子どもだけでなく大人もよりよく生きるために非常にためになる知見のオンパレードです。超絶お勧めです。

ChatGPTと生成AI

2023年から、生成AIの登場で仕事や勉強の方法が劇的に変化していくと思われます。まずは英語でしょうか?稀に英語のメールを送る時は、ChatGPT4(Bing)に翻訳してもらっています。

学校の先生との関わり方、モンスターペアレント

  • 保護者をモンスター化させない10の対処法 ―法律と根拠に基づく学校トラブル解決 2023 → スクールロイヤー(学校に先生から相談を受ける弁護士)の方が、モンスターペアレントの特徴・生まる背景と、対処法についてのわかりやすい解説があります。「帰属バイアス」「確証バイアス」「ダークトライアド」の専門用語をわかりやすく説明もあり、学校の先生だけでなく、すべてに接客業に参考になると思われます。同時に、親としての心構え(どこまで学校に対処を求めてもよさそうか、教師が対処できる範囲)についても、知ることができ、親が学校の先生と関わるときの参考にもなります。

グローバル世界

  • 安いニッポンからワーホリ!―最低時給2000円の国で夢を見つけた若者たち 2024 → 2022年頃のコロナ明けのオーストラリアにて、時給2000円の職を見つけることができた日本の若者(30歳以下)のお話と、その情報を知って、世界中から集まってきて、その後の2023年時点では、割りのいい仕事はなかなかなくなってしまいましたという情報もあります。状況に応じて政策を迅速に変えていけるオーストラリアという国はすごいなと思いました。ワーキングホリデーであれば、外国から若者が2年から3年、働いた後、自国に戻っていくので、移民ともならず、国としても社会保障費の増加にもつながらず、いいことづくめなのかと感じます。

教育

Posted by risan


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