りさおの中学受験体験記「偏差値29からの開成合格」と「非認知能力」
「勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき(2022年)」を読みました。2022年2月、ちょうど今から1年前に中学受験を経験した3人の小学生と、その親の、生々しい記録でした。
- 父親が中学受験にのめり込んだけど、最後は子どもが自分で行き先を決めた家族
- 子どもの中学受験をきっかけに崩壊した家族、
- 子どもが主体性を持って中学受験に取り組み、『やり抜く力』を身につけた話
の3本立てでした。本の内容も衝撃的だったのですが、親が、過去に自分が受けた教育を、そのまま、自分の子どもにしてしまう傾向があることの危険性を感じました。中学受験ひとつとっても、親世代のときと子どものときで、全く様相が異なっているのに、過去に自分がやったことと同じことだけを子供にさせるのは望ましくないと思われます。そのためには、親である『りさお』の過去の中学受験経験を、文章化して、なるべく客観的に見られるようにしておく必要があると感じました。
「中学受験ブーム」と呼ばれた1990年前後の中学受験ですから、情報が超古いですが、いってみます。
Contents
小学生のときの習い事
りさおが子供の時に経験した習い事は、以下の3つです。
- 英会話教室
- ピアノ
- 水泳
昭和後期の超典型的な習い事ですね。
英会話教室
英会話教室は、小学1年から3年まで、週に1回、1時間、ネイティブの先生のいる教室に遊びに行っていました。本当に遊んだだけで、英語はほぼ身につきませんでしたが、楽しかったです。ですので、英語は、大人になった今でも嫌いではありません。
ピアノ
幼稚園年少の終わりの春休みの頃(4才になったところ)、YAMAHAの春休み音楽体験教室に参加したら、とても喜んだらしく、年中から、幼稚園が会場のYAMAHAのエレクトーン教室に通いました。終わったあとの園庭で遊ぶのが楽しく、なかなか帰らなかったとのことです。
1年後、親がピアノを購入してくれて、5才になってから、個人レッスンのピアノ教室に行き始めました。6歳の時に、ピアノの発表会で、知らないおばさんに、やたら褒められた記憶があります。もうあまり覚えていませんが、その頃は毎日のピアノの練習が苦痛で、何度も泣いていました。
小学2年生の頃、町田市のピアノコンクールに応募して、普通に第2予選で、落ちました。コンクールに出る前に、わざわざ、審査員の先生にお願いして、レッスンを受けに行くというイベントがあって、子供ながらに、『ああ、こういう世界なんだなあ』と感じたのが今でも印象に残っています。
父の仕事で小4夏から小5終わりまでアメリカの田舎町に行ったのですが、現地の小学校に通い始めるも、英語は全くしゃべれないので最初は少しさみしい思いをしました。しかし、音楽の授業のときに、Can I play the piano? と先生にお願いして、一曲弾かせてもらったところ、それ以降、英語がほとんどしゃべれない自分に、クラスの同級生が仲良く話しかけてくれるようになり、「音楽って言葉の壁がないなあ、ピアノやっていてよかったなあ」と感じました。
ピアノを一番頑張ったのは、小学5年のときでした。アメリカでも週1回の個人レッスンを、こちらは英語で受けましたが、ピアノの先生が、どんどん、難しくても楽しい曲を弾かせてくれました。ドビュッシーの「雨の庭」や、ショパンの「幻想即興曲」という曲で、自分で弾いていて楽しかったのを覚えています。この時が一番、ピアノの練習をしていたし、ピアノを弾くことが好きでした。『ある程度ピアノを弾ける』ことが自分のアイデンティティの一つになり、自分に自信がつきました。また、難しい曲を繰り返し練習し、完成させた経験により、『やり抜く力』や、『自己効力感』を身につけることができたのかもしれません。
小学6年に日本に戻ってからは、家ではほとんど練習せず、高校まで、週に一回、個人レッスンを受けていた程度でした。
小学5年の1年間は水泳漬け
もう一つの習い事は、水泳です。小学1年から、週に1回の水泳教室に通いました。クロール→背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライと、コースがどんどん上がっていくのが楽しくて、小4夏まで行っていました。
小学5年の一年間は、アメリカのYMCAのSwim Teamに所属して、週に3日間練習、月に一回は隣町にバスで遠征して記録会の日々でした。記録会のたびに、記録が伸びていって、最後は州大会で入賞したり、楽しい日々でした。
地道な練習の繰り返し、大会の本番直前の緊張感の経験、水泳を通して得た『体力』、タイムを伸ばして州大会で結果を残せたことによる『自己効力感』は、小学6年の中学受験勉強や、大学受験勉強に役立ったのだなと、この文章を書いていて思いました。
中学受験の塾は、小4春と小6の1学期はTAP東京校に、小6夏からSAPIX東京校
りさおが小学4年8月〜小学5年3月に、父の仕事でアメリカの田舎に行きました。日本に戻ってきてから落ちこぼれにならないために、先取り学習をしようということになりました。そこで、親に勧められて、家から電車で通えるTAPという塾に小学3年の2月から通いはじめて、小4の7月まで行きました。その頃は、小3から中学受験の塾に行くというのは、かなり珍しいことであり、週に2回、わいわい楽しくやっていました。授業中に先生の質問に答えて正解したりすると、「シール」を1枚もらえて、シール10枚で鉛筆プレゼントみたいな特典があり、とにかく「シール」を集めたい!と思って塾の授業を聞いていた記憶があります。授業の最初の10分で計算テストがあり、そこで「計算力」がついたのだと思います。
この「計算力」、算数や数学を苦手科目にしないための必須スキルです。足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、少数の計算練習は、中学受験をしない家庭でも、1日10分、ゲーム感覚でやっておくと、よいかもしれません。なお、りさお家では、5歳の『りーたん』と、『すみっコぐらし』の足し算、引き算ドリルを毎日楽しく1ページずつやっています。
話を戻します。小4の夏休みに、TAPで希望者のみ、どこかの中学校の理科の実験室を借りて、一週間、理科の実験体験講習会がありました。これが無茶苦茶楽しくて、凸レンズとロウソクを使って、ロウソクの倒立実像を、実際の結像する位置に紙を置いて、ロウソクの像が紙に映るのに感動した記憶があります。正立虚像は、たしかに、紙をその位置に持っていっても、虚像ですから紙にはロウソクの像は移りません。理科では、実際に実験してみないと、面白さが半減ですので、我が子にも、ぜひ、小学生のうちに、理科の実験を体験してもらえたらなと思っています。
なお、『令和の中学受験2 志望校選びの参考書(2022年)』によると、例えば、東京都市大学等々力中学校・高等学校は、2014年度に、実験を主体とした理科教育プログラ厶を導入したとのことです。中学1年、2年の理科の授業は全て実験室で班ごとに行われていて、2年間で100のテーマの実験をするそうです。楽しそうですし、興味を持ち、イメージがわくので理科の成績が伸びそうです。そういえば、1990年代に『りさお』が開成中学にいた時も、化学と生物は、実験室で実験することがかなり多かった記憶があります。
小4夏から小5の終わりまでは、アメリカの田舎に住んでいましたので、塾には行かず、親戚からTAPのテストを送ってもらったり、公文を少しやったらしいです(これは親に聞いた話で、りさお本人の記憶には残っていません。)。小学校は現地校に通っていたので、英語の聞き取りは割とできるようになりました。おかげで、高校の予備校の東大模試の英語のリスニングは、何も対策しなくても毎回満点でした。なお、残念ながら、英語を書いたり、話したりすることはあまりできるようにはなりませんでした。
小学6年生から再び塾へ
小学5年3月末に日本に戻り、小6の1学期はTAP東京校に通いました。何かのテストの社会の偏差値が『29』だったのが衝撃的でしたが、『これ以上、偏差値が下がることはないよね!』と自分に言い聞かせました。
親の勧めで、小6の夏からSAPIXに転塾しました。夏休みは、夏期講習を1週間休んで、家族でアメリカ西海岸に旅行に行きました。マイルが溜まっていて、航空券が激安になるのが8月までだったからです。気晴らしにはとてもよかったと思います。
夏休み終わりの組分けテストで、全12クラス中6番目の『α6クラス』でした。当時、α6クラスまでは、SAPIXの4教科のトップの先生が授業をしていたのですが、とにかく、授業がむちゃくちゃ面白かったです。TAPもSAPIXも、授業中にプリントが配られて問題を解いて解説があり、また、毎回小テストがあって、小テストの結果でα4 〜α6 の間は移動できるといった感じでした。
塾に行くことがとにかく楽しくて、ゲームのような感覚でやっていました。ただし、自分でも気づかないストレスはあったようで、小6の秋頃には、自分で頭の髪の毛を抜くクセができてしまい、中学受験が終わった頃には、『M字ハゲ』になってしまいました。
小学校時代は、親に勉強しなさいと言われた記憶はありません。父親が受験直前に塾長(イモ)と面談したときに、『万が一、全部落ちてしまったら、公立中学校に行けばよいです。気楽に受験して下さい。』と言われたとのことで、父も私も、その声掛けで気持ちが楽になったことを覚えています。
なぜか、一回だけ、α1クラスの算数の授業に参加することができたのですが、授業中は、まさに漫画『二月の勝者』の雲の上の天才児たちといった感じでしたが、塾長(算数の先生)が教室からいなくなると、男子たちがいきなり、騒ぎながらお互いの○○○をもみはじめ、『天才って何を考えているのか全くわからない』と、子供ながらに驚愕した記憶があります。
模試では開成合格率はずっと20%以下
漫画『二月の勝者』では、塾の先生、親たちが、子どもの模試の偏差値がほんの少し(4か5くらい)上下することをやたらと気にしていましたが、私の場合は、実際は科目ごとにも、テストごとにも偏差値が10前後上下するのはあたり前でした。4教科合計だと、小6春に偏差値50くらい(社会が偏差値29)、小6夏以降はSAPIXの模試で60くらいだったと思います。当然、四谷大塚の合不合判定テストなどでは、偏差値60前後で、開成合格率はずっと20%以下でした。秋以降は週に4回もSAPIXに行き、受験勉強ばかりしていました。週4回の塾と、自宅での勉強時間を考えると、とてもではないけれど、さらに家庭教師をお願いしたいとは、微塵も思いませんでした。
なぜ志望校を開成にしたのかというと、
- 受験するなら、御三家のどこかに挑戦したい
- 記述が多い麻布や武蔵の入試問題に苦手意識があった
- 開成中学の定員が300人もあったので、まぐれで受かることもあるかもしれないと思った
- 筑駒は偏差値が高すぎて無理だと思い最初から受験せず
という理由からです。親に『○○中学を受けなさい』とは言われませんでしたし、『○○中学を受けるのをやめなさい』とも言われませんでした。ちなみに、一切、学校見学はしていませんでしたので、後になって考えると、
ブランド志向で、御三家のどこかに挑戦したかっただけ
なんだと思います。結果的に入学した開成中高は、非常に自由な雰囲気で、学校自体はとても楽しい6年間でした。
全部で4校を受験
結局、『りさお』は以下の中学校を受験しました。
- 1月中旬 市川 →合格
- 2月1日、2日 開成 →合格
- 2月3日、4日 筑波大附属中学 →合格
- 2月5日 慶應中等部 →一次試験のみ合格
1月中旬に、練習で市川中学(当時は男子校)を受けました。何千人も受けるので、市川駅から大人数の行列の中、試験会場の市川中学へ向かった記憶があります。本番の緊張感は、やはり、本番でしか味わえないなと思いました。
2月1日は、開成1日目。筆記試験の4科目。帰宅してから、2月3日に受験する筑波大附属中学(筑駒ではありません)の過去問を必死に解いて、問題に慣れました。筑附は試験問題が特殊で、家庭科とか混ざっていた気がします。
2月2日は、開成2日目。面接でした。
2月3日は、筑附1日目。学科試験。午後に、開成の合格発表。まさか受かるとは思っていなかったので、喜びまくりでした。
2月4日は、筑附2日目。体育と面接試験。体育で、バスケットのゴールが入らなかった記憶が残っています。
2月5日は、慶應中等部の1次試験。2次試験は受けませんでした。
漫画『二月の勝者』では、ほとんどの受験生が、
2月1日と2日に、午前1校、午後1校と、2日間で4校も受験する
のが、当たり前のように描かれていて、2月1日からの4日間で2校しか受験しなかった「りさお」の時代と比べて、ずいぶん時代は変わったものなのだなとびっくりしました。「なるべく希望の中学に受からせてあげたい」、「全滅はまぬがれたい」という親の気持ちは分かりますが、2日間で4校も受験したら、それだけでヘトヘトに疲れて、インフルエンザにかかってしまいそうな気がします、、、
小6の3月から平岡塾(英語の塾)へ
英語は、中学入学までは全く勉強はしていなくて、小4夏から小5までアメリカの田舎で、現地の公立小学校で過ごしただけでした。
中学受験終了直後に、父が、平岡塾に申し込んでくれましたので、小6の3月から、平岡塾に通い始めました。
中学校にはまぐれで受かった感じでしたので、学校で落ちこぼれにならないか、受かった直後からすごく不安でしたので、中学受験終了直後に、小学6年の3月のうちから大学受験用の塾に通うことに、抵抗感はありませんでした。『りさお』の大学受験英語対策については、以下をご覧頂けましたら幸いです。
中学受験を振り返って
「りさお」の中学受験勉強は、大学受験と違って、表面上は特に苦痛はなく、受験勉強に関しては親子でけんかすることもなく、ただただ楽しく『ゲーム』をしている感覚でした。
いま、大人になってから当時を振り返ってみると、小5のときに、休み時間に外でアメフトの真似事をして遊び、トイザウラスで買ったおもちゃのロケットを打ち上げたり、ピアノと水泳に打ち込んで『体力』『やり抜く力』『自己効力感』を育んでもらったおかげで、小6の1年間の中学受験勉強、中高時代の大学受験勉強をやり抜くことができたのかなと思います。
反省点としては、以下となります。
- 予習をしたことがない
- 親の言われるがままの塾に行き、自分から自発的に勉強はしなかった
小学生のときも、自分一人で『応用自在』をやろうとして、数日で挫折。→塾でカリキュラムに沿って復習のみの勉強。
中学生のときも、『チャート式』を読んで勉強しようとして、挫折。→塾で、エッセンスを教えてもらって、勉強。
大学生のときも、腎臓内科その他が全く分からず、これはまずいと医師国家試験対策の塾の無料WEB講座を受講→やっと理解。
こんな感じでした。働き出してからは、さすがに塾は無いですので、行っていません。医学英語論文、基礎医学論文を読めるようになるのには苦労しましたが、大学受験で勉強したことは、たしかに、いま、役には立っている実感はあります。
中学受験勉強は、算数は、働いてからは役に立たない気がしますが、計算訓練、頭を使う訓練にはなったのだとは思います。中学受験勉強の社会では、日本の地理、歴史、憲法の前文丸暗記など、一般常識(?)獲得には役立った気がします。
なお、『りさお』の中学、大学受験時代は、まだインターネットが一般には普及していない頃でした。2023年現在、インターネット、スマホ、AIは当たり前と、大きく時代は変化しています。昔からそうだとは思いますが、当然、中学受験や大学受験問題を解けるだけでは生きていけませんし、『与えられた問題を解く人』ではなく、『自分で問題を見つけて、解決しようと努力し続ける人』でないと、どんどん、生きづらくなっています。時代の変化に応じて、受験勉強のやり方も、2020年大学入試改革、公立中高一貫校の登場により、少なくとも20年前とはだいぶ変わってきているようです。本を読んだり、インターネット検索したりして、親として自分をアップデートしつつ、我が子の成長のお手伝いができたらなと思います。
自分の人生なのに、文章化して振り返ってみるといろいろな気づきがありました
この記事を書いている最中に、ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち(2019年)を読んだのですが、その本の中で描写されていた、「教育虐待」の内容として、
- ピアノは夕食前に毎日約2時間。間違えると親に罵倒され、殴られる
- テストで悪い点数をとると、親に罵倒される
- 中学受験の小学6年の夏、『抜毛症』で、頭頂部の髪の毛がうすくなる
- 親の目を盗む子と、子への監視を強化する親のいたちごっこ
が記載されていましたが、「りさお」も
- ピアノは毎日30分。とにかく泣いた記憶があります。ほっぺたをつねられたような、いや、記憶があいまいで覚えていませんが、とにかくピアノの練習で泣きまくり、小学校低学年までは、ピアノは嫌いでした
- 中学受験勉強中の小学6年の秋、『抜毛症』に。勉強中に自分で髪の毛を抜いてしまい、中学1年になる頃には、「M字はげ」になっていました。今も、そのままです。(別の場所の髪の毛で隠してるつもりですけどね!)
- 小学校時代、妹と母が習い事に行っている30分間、こっそり、ツインファミコンをテレビに接続して遊んだり(おかげで、パソコンに苦手意識がなくなった)、アニメを見たりした(少女漫画のアニメしかやっていなくて、仕方なく見たら、少女漫画の面白さに気づいてしまった)
- 中高時代、親の目を盗んで、学校の休み時間や塾の合間にこっそり遊んでいた
のような経験はあったなあと改めて認識し、同じことは子供に連鎖させないように、要注意だなと思いました。
この文章を書くまでは、「りさお」は、
我が子も、中学受験するのが当然だよね
と思っていたのですが、この文章を書くために中学受験に関する本を何冊が読んだり、実際に書き終わった今は、
中学受験するかどうかは、子どもと一緒に学校見学したり、いろいろな情報を一緒に調べて相談した上で、本人に決めてもらう
ようにしようと思いました。なお、「りさこ」(母)は「中学受験しなくてよいのでは?」という意見だそうです。
なお、「りさお」と「りさこ」は、以下のような経歴です。
公立小学校→中高一貫校(男子校or女子校)→東大理三、医学部→病院勤務→東大院(医学博士)
特に、子どもには東大に行ってもらいたいとか、医師になってもらいたいとかは思っていません。でも、大人になったら、絶対に、金銭的にも、精神的にも、自立してほしいと思っています。
参考文献
子どもが中学受験をするかしないかわかりませんが、
- 中学受験と高校受験どちらを子どもに勧めるかの判断材料として
- 子どもへ情報提供
- もし、中学受験をすることになったら、その時に親としてどのように動くのがよいかの心構え
- 幼児のうちにどのような教育をしておくのが良さそうかの判断材料として
のために、中学受験関連の本を、何冊か読みました。読んだ本のリストを記載します。
- 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(1) (2018年) →中学受験する人も、しない人も、ぜひ、読んでほしい漫画です。平成後期ー令和初期の中学受験生たち(主に小学6年生)のお話です。
- コスパで考える学歴攻略法(2022年)
- 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか(2018年)
- ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち(2019年)
- 受験で子どもを伸ばす親、つぶす親 知らないうちに「教育虐待」をしていませんか?(2020年)
- 中学受験は親が9割 最新版(2018年)
親は自分が親にされたことを自分の子どもにしてしまう傾向がある
「子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本 」に書かれていますが、親は、自分の親にされたことで、よいことも、悪いことも、そのまま、自分の子どもにしてしまう傾向があるようです。それに注意して子育てをする必要があるようです。
参考サイト
- SAPIXの実態…出身者の卒業大学の中央値はMARCH以下?中学受験の塾選びの罠2023.02.25
- 「中学受験ブームが過熱」の嘘…根強い最難関校志向&合格者水増しが横行する学習塾の実態2021.05.23
- なぜ「中学受験は親の受験」と言われるのか2021/04/28
- 算数偏差値65、国語は35…ワンオペ家庭の「算数男子」が開成受験を目指すまで 2023.2.14 →自作ラップで社会を暗記、面白いですね。りさおも歴史の年号のカセットテープを購入して、塾の行き帰りの電車の中で聞いて覚えました。
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