スポンサードリンク

「コスパで考える学歴攻略法」は、わが子が「東大合格」して、日本でサラリーマンとして効率よく高収入を得るためのバイブル(2023年時点)

2024年10月6日

Kindleでお勧め本で出てきたので、試し読みをしてみたら、

これは日本の教育の「攻略本」だ

に始まり、著者の経歴が

  1. 留学して物理学博士号を取得
  2. 日本で外資系投資銀行の会社員として稼ぎまくり
  3. 2022年現在は香港で会社を作り、社長業と執筆業

と書いてあったので、「留学」と「外資系投資銀行」にものすごく憧れて(あこがれて)いたけど、両方ともできなかった「りさお」は、この本を購入して読んでみました。結果、個人的に「大当たり」でした。

こどもに中学受験をしてもらおうかなと考えているお父さんやお母さん

にとっての令和の必読書ではないかと個人的には思います。

本書の到達目標の一つは、日本で外資系企業に就職して30歳までに年収○千万円(〇億円)

そのためのコスパの良い方法としての本書の結論は

  1. なるべく早いうちから外国人と英語でコミュニケーション
  2. おうちでフォニックスなど、英語の単語の綴りと発音の関係を勉強
  3. 公立小学校、公立中学校へ進学
  4. 小学生高学年から中学校ぐらいのときに、英語が母国語の国の学校に1年くらい海外語学留学
  5. 中学3年までに英検2級
  6. 高校受験する。中学のうちに高校数学を初めておく。
  7. 大学受験では、東京大学などの国立大学や、東京の私立有名大学など、いわゆる大学入学時の「偏差値」の高い大学へ
  8. 大学4年卒業時に、日本の外資系金融業に就職
  9. (研究者になりたいのであれば、大学学部時代に猛勉強をして論文を書いて投稿し、海外の大学院に特待生で行って修士号・博士号を取得する)

という流れのようです。いきなり、「中学受験」ではなく、「高校受験」を勧めていて個人的には驚きましたが、なぜ上記の方法のコストパフォーマンスが良いのかというと、

  • 日本の教育は、高校までは日本全国の高校が東大合格者数を競っているので、世界と比べて教育内容もよいし、何しろコストパフォーマンスが非常に良い
  • 中学受験算数は、高校数学とは全く別物なので、大学受験には直接は関係ないし、害になることさえある
  • 高校数学(大学受験数学)経験者なら高校受験数学は簡単
  • 英語は大学受験も高校受験も内容は変わらない
  • 東京は優秀層が中学受験で抜けるので、高校受験の方が楽
  • 中学校の内申点稼ぎも、会社内における上司への「ごますり」と一緒
  • (日本の大学院は授業料が必要。もちろん特待生でなければ海外の大学院も高額な授業料+生活費(年間300万円~1400万円)が必要)

ということだそうです。 たしかに、「りさお」は中学受験で最終的に算数は得意になったのに、中学2年の数学で赤点(44点)をとって、中学2年では数学が超苦手科目になっていましたので、 「 中学受験算数は直接は大学受験に役に立たない」には同感です。

2000年代に、りさおの高校の同級生の多くが大学卒業後、外資系金融業に就職しましたが、入社試験を受けるときに、日本では、「学歴フィルター」なるものが存在し、大学名で「足きり」(書類選考で落とされてしまう)ということがあるそうです(参考:「学歴フィルターはあります」──関係者が次々に明かす、日本のヤバい採用現場)。なので、大学入試の偏差値の高い大学へ入学することが、日本においては、ある程度は大事とのことです。

どうやったら、わが子が東大に合格できるのか?→小学校入学前から数学と英語の準備が大事

日本で外資系投資銀行や、大手企業にサラリーマンとして就職するためには、東大を卒業した方が就職しやすいとのことですが、それでは、

「どうやったら、子どもが東大に合格できるのでしょうか?」

佐藤亮子氏の「3男1女 東大理Ⅲ合格百発百中 絶対やるべき勉強法」(2017年)なども参考になりますが、本書では、以下のように述べています。

大学受験では「高校数学」で差がつき、また、これからの時代、仕事では「英語」が必須です。つまり、

幼稚園時代から、大学受験の英語と数学を見据えて教育

すればよいということになります。具体的には、上記の一部繰り返しになりますが、

  • 小学校では算数を得意科目に。中学受験数学はスルーして、中学生のときに、高校数学を自分で勉強
  • 小学校入学前からネイティブと英会話をして、フォニックスなど、英語の綴りと発音の対応を勉強。小学校高学年~中学生で1年間、海外語学留学

というのがお勧めだそうです。「りさお」の意見を勝手に付け加えますと、公立中学校に通いながら高校数学を独学で勉強するのはかなり困難だと思いますので、もし、塾の力を借りるのであれば、

公立中学に通いながら、大学受験用の数学の塾の中学生のコースに通う

のがお勧めです。

例えば、「東進ハイスクール」という大学受験用の塾では、以下のような「ハイレベル強化コース」(中学卒業時点で数学IIBまでを習得、英検2級取得を目指す)や、「中高一貫コース」(中学卒業時点で数学IAまでを習得、英検準2級取得を目指す)を開講しています。

https://www.toshin-chugaku.com/original/

ただ、周りが中学受験を経験した人達ばかりなので、彼らは、小学校時代に、

計算練習 や 数や図形をイメージする練習

をしまくっていますので、幼稚園~小学校時代に、例えば、おうちで計算練習ドリルを親と子供で一緒にするか、公文(くもん)などで、単純な計算練習を繰り返し、

計算力

をつけておくことが、上記コースを受講する上で、必要な基礎学力だと思われます。また、数学には「イメージ」が大事らしいですので、

幼稚園や小学校のうちに、 外で遊びまくったり、積み木などのおもちゃ遊びもしまくる

ことが数学を得意にする上で重要かと思われます。算数の勉強法については、ぜひ以下もご覧いただけたら幸いです。

なお、英語の勉強法については、以下にまとめましたので、もしよければご覧ください。

なお、「りさお」「りさこ」家の「りーたん」「りりー」は、2歳くらいから、オールイングリッシュのインターナショナルスクール(幼稚園)に通っています。そこでは、3歳以降は、週に1回、「Show and Tell」といって、与えられたあるテーマについて、絵を描き、一文を発表するという機会があり、なかなかよい経験だなあと思っています。

当然、数学の問題文を読んで理解するためには国語力が必要ですので、赤ちゃんの頃から、

絵本の読み聞かせ

を親子で楽しんでいます。また、幼稚園のうちから「ひらがな・漢字・国語ドリル」もおうちで子どもと一緒にやるのがよいような気がしていまして、「りーたん」には、4歳くらいから、ほぼ毎日、朝、幼稚園に行く前に、以下の3つのドリルを親子で一緒にやっています。

早ければ全部で10分くらいで終わります。長いと15分くらいかかるでしょうか?やってもらうのには、親の気力がかなり必要です。無理強いはなるべくしたくないのですが、、、「りーたん」の将来の夢である「庭園鉄道を作れる広い庭付きの一軒家をゲットするために、このドリルが必要だよ!また、電車の本も読めるようになるよ!」と励ましつつ、なんとかやってもらっています(ほとんど「りさこ」にお願いしていることが多いのですが、、、)。

幼稚園や、小学生で、おうちでする英語のドリルは、個人的には以下のものがお勧めです。

YouTubeで、音声を聞き流すだけでも効果はありそうです。

著者「藤沢数希」は物理学博士号を持ち、「恋愛工学」の権威で、2022年時点では香港で投資会社を経営(教育産業に利益相反無し)

教育本を書いている人のほとんどが

保育園職員、小学校や中学・高校の校長、子育て塾・中学受験・大学受験塾の先生、大学の経営者

のどれかに属しています。教育関係で生きていかなければならないので、

  • いい大学に入るためには中学受験は必須!
  • 大学受験のためには、このような教育をしている中学や高校がよいよ!
  • 日本の教育はダメだから、こんなよい大学を作っちゃったよ!

など、その言動に、どうしても自分の立場のバイアスが強く入ってしまうと思います。その点、本書の著者は、Wikipediaで見ても、経歴は詳細不明なのですが、本に記載してある内容が事実であれば、以下のような経歴の方で、「教育産業・受験産業」とは利益相反は無さそうです。

  1. 公立小学校。地方の個人塾でのんびり中学受験
  2. 地方の私立中高一貫校。高校2年までほぼ勉強せず。物理だけは得意。高校3年の1年間で必死に大学受験勉強
  3. 東京の大学(理系)に進学。大学1年は塾講師などアルバイトしまくり、遊びまくり、勉強せず
  4. 大学2年のある日、「年間どれくらい稼げるのか」計算したら、授業にも行かず遊んでばかりの筆者の大学生活のために「裕福でもない親が払っている学費と仕送りの合計」と同じくらいであることに気づき、虚しさを感じた
  5. アルバイトと飲み会を減らし、深夜のデニーズで大学の数学や物理を猛勉強、そこで「シュレーディンガー方程式」(量子力学)の美しさに感動。「この瞬間にために15年間勉強してきてとてもよかった」とのこと
  6. 大学の「実験」の授業での予習・実験・考察(図書館で文献調べ)・レポート作成を全力で行い、そのときの経験が、のちに作家としての基礎となった
  7. 大学3年時に物理学の「メンター」(指導教官)と出会い、研究室で研究の日々、大学4年の春には学術論文が書けそうな結果が出て、指導教官と一緒に論文投稿(英語)、海外学会発表
  8. 奨学金をオファーしてくれた海外の大学院に、PhD(博士号)コースの学生として留学(←修士はどうしたのでしょうか???)、物理学博士号取得。少し研究者生活
  9. 日本に帰国し、外資系投資銀行の会社員としてクオンツ(市場データの定量分析などを行う仕事)やトレーディング業務を10年
  10. 会社員時代に、 「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」(2006年) や、「外資系金融の終わり」(2012年)を執筆し、ベストセラーに
  11. 会社をやめて作家に。「ぼくは愛を証明しようと思う。」(2015年)は、物語形式の男性向けの、女性への声掛け指南本であり、2016年には漫画化され、2017年にはドラマ化され、以降、「恋愛工学」(参考サイト)の創始者と呼ばれる
  12. 2022年11月現在は、香港で起業し、個人資産運用、ベンチャー企業投資を行いながら、執筆業を行っている

かなり長くなってしましいました。大学2年生からの経歴が、普通の人とだいぶ異なりますね。このような経歴の著者のお勧めする、

我が子をコストパフォーマンスよく、外資系企業社員、理系研究者、または医者にするためのマニュアル

といった感じの本になります。

中学受験をする場合は、親は算数を教えようとすると「百害あって一利無し」の危険性があることに要注意

コストパフォーマンス的には、高校受験がお勧めだそうですが、中学受験をするのであれば、

算数を教えるときに、方程式で教えると、子どもが混乱して、子どもの勉強の邪魔をしているだけになってしまう

という指摘があり、はっとさせられました。たしかに、「つるかめ算」など、連立方程式で解くよりも、面積図を使って解いた方が速いし、わかりやすいことは知っていたのですが、本書では、小学4年生の子どもにいきなり方程式の解き方を教えることが「有害」になる可能性についての分かりやすい解説があり、「目から鱗」でした。

なお、中学受験算数(小学算数)では、「xではなく、□を変数にした一次方程式」の問題がたくさん出てくるのですが、これは、

逆算(ぎゃくさん)

という基本的な算数の技法を用いて解くものだそうです。逆算についてはここでは書きませんが、とにかく、中学受験算数については、

方程式で解くより、逆算で解く方が早いし、簡単なので、連立一次方程式を教える意味はほぼ無いどころか、有害

だそうです。著者の言葉をそのまま引用します。

「中学受験は親と子で共に戦わないといけないものだが、それは決して、自分は分かっていると勘違いしている親が、独りよがりの解法を子供に教えることではない」
「算数は塾に任せるか、自分も算数の考え方を謙虚に学ぶ」

だそうです。「りさお」も肝に銘じます。はい。

この部分を読んだだけでも、この本を読んだ価値があったなと思いました。

「日本の学歴社会」と「欧米の学歴社会」の違い

やっと、学歴の話です。

日本では、学歴は、

「大学受験時の偏差値で表される卒業大学の序列」

をさします。

大学卒業時の22歳で、一括採用される場合、入社試験の時に、偏差値の高い大学の卒業生だと、やや採用されやすくなります。

欧米、香港、シンガポールでは、学歴とは、

「修士号や博士号といった、より高い専門性や研究の遂行能力を証明する学位」

をさし、入社試験や、出世に博士号を持っていることが重視されます。

なので、欧米で就職する場合は、サラリーマンとして高収入を得たい場合は、「博士号」が必須になります。男女間、人種間の差別を避けるために、「仕事の成績」と、「学位、修士号、博士号の取得の有無」が、給与やポジションの判定材料となると聞いたことがあります。ちなみに、社長であれば、「博士号」は不要です。

Microsoft創業者と、Facebook(Meta)創業者は「ハーバード大学中退」

です。

日本の教育システムは大学卒業までは世界的に見てもコストパフォーマンスが最高(博士号とるなら欧米の大学で特待生として!)

なお、ちまたでよく批判されている「日本の詰め込み教育」ですが、

2017年改定(1945年以降9度目)の「学習指導要領」

(学習指導要領とは、文部科学省が告示する幼稚園から高校までの教育課程の基準のことで、中学受験問題や大学受験問題は、この範囲から出題されます)では、

  • 「知識及び技能」
  • 「思考力、判断力、表現力など」
  • 「学びに向かう力、人間性など」

を3つの柱としています。実行できるかどうかは別として、かなり、

非認知能力や、コミュニケーション能力を重視した教育課程

となっています。2022年から高校でも「情報」(プログラミングスキルや、プレゼンテーション、他人と共同して問題を解決方法を学ぶ)が必修となり、大学入学共通テスト(旧センター試験)でも、2025年から「情報I」が出題科目として新設されます。

本書によると、

特に理数系の科目(物理学など)では、世界でどこでも大学までに学ぶ内容はほぼ同じ

であることから、コストパフォーマンスのよい日本の公教育を利用するのがコストパフォーマンス的にはよいとのことです。

日本で子供を育てる場合の選択肢として、

  • 小学受験で大学生までエスカレーター(大学受験無し)
  • 中学受験 → 大学受験
  • 高校受験 → 大学受験
  • インターナショナルスクール → 大学受験(海外含む)
  • 海外のボーディングスクール(全寮制の寄宿学校) → 大学受験(海外含む)

などが考えらえますが、下の2つは、年間300万円~1400万円程度のコストがかかることから、本書では除外対象となっています。

子供が、「研究者になりたい!」と言ったら、上記の著者の経歴(大学学部で猛勉強して、研究室へ行き学部で論文発表、海外の大学院から奨学金つきPhDコース)を目指すのが、コスパ的には最高のようです。

日本の大学院でも、特定の国の外国人であれば、成績優秀で試験に合格すれば、学費も生活費も日本国が出してくれて、東京大学で博士号をとらせてくれる制度があるそうですが、残念ながら、一般の日本人向けには、成績が良くても、そのような制度があるとは聞いたことがありません。

高校生、大学生で「トビタテ!留学JAPAN」を利用して1年間海外で学ぶと英語力も仕事力も向上してコスパも最高かも

https://tobitate.mext.go.jp/

本書には記載がなかったのですが、2023年現在、文部科学省が主催する「トビタテ!留学JAPAN」という制度があります。

  • 「自分で留学プランを設計できる」
  • 「返済不要の奨学金」
  • 「充実した事前・事後研修」
  • 「インターンも対象」(仕事経験できちゃう、興味のあるボランティアだってOK)
  • 留学経験者、これから留学したい人のコミュニティ

これ、すごい感じがします。詳細は読んでいませんが、おそらく、

  • 審査のためのレポートやプレゼンテーション
  • 留学修了後のレポートやプレゼンテーション

などはあるとは思いますが、このレポート作成も含めて、「何かをやり遂げる」経験は、絶対に、将来の役にたつと思います。このようなこともできるように、子供のころから、プレゼン、論文作成の練習を遊び気分で子どもと一緒にやりたいなと思いました。

医師になった場合に博士号を取得する方法

「りさお」と「りさこ」は、

  1. 公立小学校
  2. 私立中高一貫校を卒業
  3. 6年制大学(東京大学理科三類→医学部医学科)を卒業
  4. 初期研修医2年間
  5. 大学の特定の科の医局に入局(大学医局に入局しなくても、医師として病院に勤務する方法はありますが、学位をとることが事実上困難です。国から予算をもらって研究をしたいのであれば学位は必要です。)
  6. 大学院進学して、4年間、バイトをしつつ、学費を払って、基礎研究を行い、博士号を取得

という道をたどっています。大学医局内の周囲の医師の中には、大学院に進学せず、医局に属して論文を書いて、学位を取得している方が半分くらいいますので、コスパ的には、

「大学院に進学せずに、病院勤務のまま論文を書いて論文博士を取得」

が、よいと思いました。そのためには、大学時代に、それができる大学と医局を調べておく必要はあります。なお、2020年頃の東京大学の論文博士(医学)の選考受験条件(英語でTOEFLを受けなくてよくなる条件)は、

First AuthorまたはLast AuthorでImpact Factor の合計が10点以上

となります。

中学受験と高校受験のどちらを選択するかのヒント

後日、別記事を書きたいと思いますが、とりあえず、リストアップしたいと思います。今、「勇者たちの中学受験(2022年)」、「令和の中学受験(2)志望校選びの参考書(2022年)」と、「受験と進学の新常識(2018年)」を読み終わり、「何校かこどもと一緒に見学に行き、子供が行きたいと思うような学校があるのなら、中学受験も悪くないかな?」と思い始めています。

  • こども自身は、将来、どうなりたいのか
  • 親は、こどもに将来、どんな子になってほしいのか
  • 子供の性格
  • 日本は将来、どうなりそうか
  • インターナショナルスクール(小学校、中学高校)の メリット・デメリット
  • 中学受験・高校受験のメリット・デメリット
  • 大学受験のメリット・デメリット
  • 地域・学校の治安(犯罪率) →参考:警視庁犯罪情報マップ
  • 学校内いじめの割合と学校の対策
  • 費用
  • 親の仕事と引っ越し
  • 個別の小学校、中学高校、大学の校風、教育理念、実際
  • 中学高校を男子校・女子校 or 共学にするか
  • 2020年大学入試改革の行方

中学受験、高校受験、大学受験をしようとする子供の親の必読書(2023年時点)

この記事は、ほぼ結論についてのみ抜粋し、「りさお」の個人的な意見を追記しましたが、本書は、客観的データをもとに、学費がいくらかかるかや、コストパフォーマンスについて、また、中学受験の塾などについて非常に詳しい解説がありました。できれば、子どもが幼稚園の~小学校低学年のうちに、親が読んでおきたい一冊です。

なお、りさおは、これまで、我が子に

「中学受験してもらいたいな、でも、小学校4年生から中学受験の塾に行くなんて、本人が嫌がったら絶対に勧めたくないな、、、」

と思っていたのですが、この本を読んで、

「コスパ的にも、中学受験しないで、高校受験すればよくない?」

と思うようになりました。まあ、将来はどうなるか分かりませんが、「りーたん」が幼稚園の今は、

  • インターナショナルスクール幼稚園に通いながら
  • 将来の算数・数学の学力のためにも、なるべく外で遊ぶ
  • 算数と国語と英語のドリルを1日数分だけ一緒にする
  • やりたいことを探してもらい、また、それを探すためにも、家族で一緒に、できるだけ、いろいろなことを経験する

をやっている状況です。

なお、本書は、「高収入のサラリーマン」になるための指南書であり、「起業家」になるための方法については記載がありません。「りさお」はサラリーマンですが、サラリーマンは税金に食べられてしまいますので、個人的には、できれば、「りーたん」と「りりー」には、起業家になってほしいと思っています(もちろん、本人たちが選ぶことですし、サラリーマンとは違った苦労がありまくりだとは思いますが)。

どこかに、「こどもを起業家に育てるためのハウツー本」は転がっていないでしょうか?

なお、「マルバーン・カレッジ東京」は、「起業家を育てる」学校だそうです。

参考リンク


PAGE TOP