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自分の人生を自分で選択する力を育てたい

今朝は何を食べようか?

今日は何を着ようか?

今日はどこへ遊びに行こうか?

今日宿題をしようか?

そんな選択を繰り返しているうちに1日が過ぎ、1週間が過ぎ、1年が過ぎ・・・

そうして、自分の人生というものが作られていきます。

それは確かに自分の選んだ道。

・・・本当にそうでしょうか?

自分の頭で考えたでしょうか?

誰かに選択させられただけではないでしょうか?

いろんな人が、私たちの人生を操作(なんて書くと大袈裟ですが、街中の広告が、本当は欲しくもないものを買わせようとしたり、親が子どもになって欲しい職業を押し付けたり、医局の慣習で、本当は行きたくもない大学院に行かされたり、ということです)しようと企んでいるのです。

ぼんやりしていると、周囲にただ流されるだけの人生になります。

自分で取りに行った情報から、自分で選択肢を用意して、そこから最適なものを選ぶ、というのが、自分の人生を選択する、ということなのだと思います。

与えられた情報、与えられた選択肢、与えられた解答。

何かを与えられた時点で、受け身になっていることは間違いありません。

もっと人生は能動的であって欲しい、

と自分の反省を踏まえながら、子どもにそう願うのです。

暮らしの中で力をつける

そんなことを願い、りーたんもりりーも0歳の時から、出来るだけ選択する練習をさせています。

最初はそもそも、選ぶ、ということが分からないので、2つだけ選択肢を用意して、「どっちがいい?」から始めました。

例えば、服を買う時。

最初のうちは選べないのですが、なんとなく手を近づけた方を買って、「こっちがいいのね。これ、色が素敵よね」なんて声をかけて、自分が選んだのだ、と認識させました。

その服を着るたびに、「りーたんが(りりーが)選んだ服だよ、よく似合うね」など声を掛けます。

すると、今ではしっかりと自分で欲しい服を選ぶようになりました。

毎朝服を着るときにも、「今日はどれを着たい?」と聞いていると、自分で選んで持ってくるようにもなりました。

本屋さんに行って、欲しい本も自分で選んでもらいます。

外出中のトイレも、「ここでトイレに行く?次の場所でトイレに行く?」と聞いて。

その答えももちろん尊重するようにするので、お漏らししそうになってトイレを探して走ったことも何度もあります。

でも、それは子ども自身の選択の結果なので、その結果を体験するところも重要なのです。

選択と結果、選択と結果、これを繰り返す中で、自分にとって最良の選択ができるようになるのだと思います。

今のこと、これからのこと

りーたんはかなり考える力がついてきたのか、時々、想定外の答えが返ってきて驚かされます。

選択肢をこちらが用意しても、自分で新たなものを考え出してくるのです。

今後は、自分で情報を取りに行けるようになれれば、と思いますが、そこは私自身も分からないところなので、それについて情報を集めて考えなければなりません(汗)


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