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学習のための積み木

2022年11月4日

出典: Building Blocks for Learning 学習のための積み木
(和訳を追加)

非認知能力を育てるための『学習のための積み木』という考え方があります。

Turnaround for Childrenという組織が2014年に提唱した子どもの発達に関する考え方です。

以前、『私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む』はエビデンス豊富でお勧め教育方法が具体的に書かれていた でも少し触れましたが、Building Blocks for Learning『学習のための積み木』について、もう少し踏み込んでまとめてみたいと思います。

『学習のための積み木』は5段の積み木で、下から積み上げる

出典:https://turnaroundusa.org/wp-content/uploads/2016/03/Turnaround-for-Children-Building-Blocks-for-Learningx-2.pdf

この考え方によれば例えば、上から2番目の段の、

Academic Tenacity (学業での粘り強さ)

を得るためには、一番下の段の、

Self-Regulation (自制心)

ができていないと、得るのは難しいということになります。もちろん、 必ずしもこの考え方が正しいとは限りませんが、こちらのサイトのリンクをたどると、結構、エビデンスはあるようです。

ということで、今回は、一番下の段から順に調べていき、また、りさおの個人的な意見も書き足してしまおうと思います。

1段目:健全な発達 Healthy Development

1段目:健全な発達

1段目は、以下の3つからなります。小学校に上がる前に、できるようになっているとよいかもしれません。

  • 愛着 Attachment
  • ストレス管理 Stress Management
  • 自制心 Self-Regulation

これらをはぐくむためには、

  • 子供をいっぱいほめる(結果褒めではなく、プロセス褒め)
  • ハグする(抱きしめる)、子供を大好きであることを本人に毎日伝える
  • 騒いでいるときは、どうして騒いでいるのか聞いて、自分で解決策を考えてもらう
  • 今のマシュマロ1個と、1週間後のマシュマロ10個とどちらがよいか、よく問いかける(決めるのは本人)

といった感じでしょうか?(上記はりさおの個人的意見です。)

愛着 Attachment (超重要)

愛着とは、乳幼児期に、養育にかかわる特定の人との間に築かれる情緒的な結び付きのことです。[1]

こどもの自己肯定感を育むには、親(養育者)との「安定型愛着」形成が重要だと「生き抜く力をはぐくむ 愛着の子育て(2022年)」に記載されています。

こどもは、親の愛情をいっぱい受けると、親を心の安全基地として、そこから外の世界へ冒険しに行くことができ、また、不安になったら安全基地である親のもとにすぐに戻って甘えて、心の安定感を得ます。「親から離れて冒険→不安になれば親のもとに戻る」を繰り返すことにより、自分から進んで新しいことにチャレンジするマインドが育っていくという流れだそうです。なので、子どもが甘えてきたときは、思いっきり甘えさせてあげてよい(新しいことにチャレンジして、不安になって戻ってきたときの安全基地として)という考え方になります。

1978年のアインズワースAinsworth氏による「ストレンジ・シチュエーション」の実験[Ainsworth, Blehar, Waters, & Wall. Patterns of attachment: A psychological study of the strange situation. Hillsdale, NJ:Erlbaum,1978. ]によると、愛着は、以下の型に分けられました。

  • 安定愛着型
  • 不安定愛着型:回避型
  • 不安定愛着型:両価型

詳しくは、「こころの科学」というサイトの「愛着」のページがわかりやすいです。

この愛着アタッチメントですが、研究が進むと、「異性の心も透視できるようになる」そうです。人は、自分と、恋愛相手が上記の3つのどの愛着の型であるかによって、恋愛するときの態度が決まってしまうというのが、「異性の心を上手に透視する方法(2016年)」の主張のようです。

(参考)

https://www.naik.jp/feature/attachment.html

ストレス管理 Stress Management

自制心、自己調節能力 Self-Regulation

『科学が教える、子育て成功への道』(2017年)には、以下のような記載があります。

就学前の子供の自己調節能力が、読み書き能力や語彙の獲得、算数のスキルに関係している

そうです。

2段目:School Readiness

3段目:Mindsets for self and School

Self Efficacy 自己効力感

子どもの自己効力感を育む本(2020年)によると、「自己効力感」とは

結果を恐れずに挑戦していくことができる力

のことだそうです。

以下の本では、「自己効力感」とは、「事にあたって、自分なら上手くできると自信が持てるという認識」と定義されています。

4段目:

自制心 Self-Regulation

参考サイト

https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/138136/f714eee90bba11cfe1038904fc57f0e4?frame_id=697842

https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/138136/f714eee90bba11cfe1038904fc57f0e4?frame_id=697842

2018-04-18 社会性と感情の学習「SEL(対人関係能力育成)」とは

非認知能力のページ

『学習のための積み木』のリアルな話 2019-12-09 08:30:30

学習の積み木〜読むよりも語り尽した読書会〜 14/100 更新日2017年12月6日

学習のための積み木 2018/06/30 (Sat)

(作成中)


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